はてなのゆりさん

　

私としたことが こんな記事を読むなんて～ に
彦座さんから 次のようなコメントをいただきました。


　　　　　　　　財政健全化法　

昨日「地方自治体財政健全化法」が 参議院本会議で可決成立しました。

昨夜の日経や今朝の朝日でも大々的に取り上げられています。
「普通会計」「公益事業会計」を合わせた「連結決算」を試算すると
かなりの市町村が赤字だったと報道されています…

　わが市は如何に支出を減らすか？

公共料金の値上げに頼っていても限度があるはず。
市長・市議会議員に、朝日新聞２面の
「青森県今別町長の怒号」を読んで欲しいと思いました。

もちろん、わが市の市長さんも議員さんも
新聞は何紙も読んでいらっしゃることと思います。

西東京市での財政講座では この法案が 衆議院を
通過したあとでしたので、解説もしていただきました。

これまでの制度だと、普通会計を中心にした収支のみで
財政状況に何らかの課題があっても対象にはならなかった。

赤字であっても その団体が申し出をしない限り
外部からは 何の対応もされなかった。

夕張市が財政破綻していたと思われる１５年位前に
自主申告して、再建団体になった市町村もあったとのこと…



今回の 地方財政健全化法 では、自主申告ではなく

■実質赤字比率　■連結実質赤字比率　■実質公債費比率

■将来負担比率（公社・三セク等を含む実質的負債による）

の４つの指標のうち、どれでも１つが基準を超えると

財政健全化計画（議会の議決）と 外部監査の要求の
義務付けや、実施状況を毎年度公表しなければならない

など財政の早期健全化を計り、それでも改善されないと
国等の関与により、財政の再生が計られるということです。


４つの指標を超えているかどうか？などを審査する
監査委員の役割が これまでよりはるかに重要となり
監査委員の資質も問われてくるとのこと…



東村山市１７年度 普通会計での地方債総額は 約３７８億円

これに、下水道、各保健、土地開発公社などの負債も入れた

連結した負債額が７００数十億円になるということです。


普通会計の収支や負債額だけが表に出ていましたが
これからは連結された収支や負債額が重要視される

今後、法令や省令で具体的な数字などが決められ
平成２０年度（2008年度）決算から適用される…とか

私の見方が拙いのか、現在の決算カードでは
連結された負債総額はわからないようですが
今後は、それらも明記されるようになるのかも…？



またまた、うろ覚えのままに書きましたので
きびしいチェックを お願いいたしま～す。