はてなのゆりさん

市の１６年度の財政白書 ９ページ、地方債です。

地方債は、公共施設の建設や道路の整備などの
社会資本の整備に充てるための市の借金 普通債

社会資本の整備以外の借り入れを 特例債
↓
平成６年度からの住民税減税を補う住民税等減税補てん債
平成１３年度から普通交付税の削減に伴う臨時財政対策債



市の財政白書によると、地方債 借り入れによる主な事業は

平成１４年度　久米川駅北口整備事業　　４億1800万円
　　　　　　　保健福祉総合センター建設事業　１５億3700万円
　　　　　☆市庁舎の隣りの生き生きプラザのことでしょうか？

平成１５年度　久米川駅北口整備事業　　６億4400万円
　　　　　　　市道拡幅用地取得事業　　１億4300万円

平成１６年度　久米川駅北口整備事業　　６億0600万円
　　　　　　　し尿希釈投入施設整備事業　１億3900万円

東村山駅西口関係は、まだ 出てきていませんが、投入される
市税４８億円の内３７億円とかが借金によるものだそうですから
その数字が、これから ここに 出てくるわけですね。



下のグラフは 財政白書の２６ページ　地方債残高の推移です。





下水道事業による負債は減っていますが
住民税等減税補てん債と臨時財政対策債の
特例債が増えています。



６月１５日の市報に載っていた１８年度の財政状況について
地方財政健全化法で 何が どう 変る？の日記に
彦座さんから、次のコメントをいただきました。


２面「一般会計」予算現額の歳入と歳出は
全く同額４２６億円に対し、

収入済額－支出済額＝１億５２百万円の赤字。

５月末には確定すると冒頭に断りしていますが、
とみに減少している積立金を取り崩すと思います。

「特別会計」についても収入・支出ともその内訳がわかりませんが、
「下水道」の大きな赤字５億６千万が気になります。



確かに この市報では、収入済額が支出済額より５億６千万円
少ないですが、その分 まだ これから入ってくるのでしょうか？

地方財政健全化法では、一般会計と特別会計との
連結決算を明示しなければならない、とされていますが、

残念ながら、まだ１６年度の財政白書からも、市報からも
特別会計の負債額を 私には読み取ることができません
どこか別の資料に書かれているのでしょうか？

特別会計と、第三セクターなど 市町村が投資している
公社などの負債も連結しなければならないということですから
東村山市の場合は 土地開発公社の負債が該当するのでしょうか？

というわけで、連結した地方債の正確な額がわからないのですが
２３日の集まりでは どなたかから適切なアドバイスが
いただけるのでは～と期待し、課題とさせていただきます。



国は、地方財政健全化法で、市町村の財政破綻を
早期にチェックし、改善策をとらせ、それでもダメなら
国の管理下におく…ということのようですが、

住民税を減税したら、住民税等減税補てん債とやらで
地方交付税の大幅削減の穴埋めは 臨時財政対策債…で
市町村に借金で一時しのぎをさせておき、借金で首が
回らなくなる寸前にチェックを…ということなのでしょうか？

チェックをする監査委員の資質が より重要になる
ということですが、東村山市の監査委員さんは
いかなる方々なのでしょうか～