はてなのゆりさん

一転して 涼しくなり、虫の声が にぎやかです♪



Ｋ市の公民館で、８回連続の財政講座があり
受講させてもらえることになり、第１回目でした。

講師は いつもの 大和田一紘 先生です。

Ｋ市での財政講座は ３年目とのこと…



「財政の勉強を３年間やってきて、Ｋ市にとっての
財政のアキレス腱があることを知りました。それが
何なのか？　これから４か月 財政の勉強をする中で
市民の皆さまと共有していかれたら…と思います」

と公民館の担当者があいさつをされました。

公民館が先に立って市民と共に市の財政を学んで
いく姿勢が とっても うらやましく思えました。



地方交付税をもらっている自治体と
もらってない自治体はどれ位なのか？

という質問があり、そのあと 私も

「多摩２６市で 地方交付税をもらっている市と
もらってない市との違いは何ですか？　都心からの
距離やベットタウン化の状況などは同じと思いますが
それぞれの市の行政のあり方が違うのでしょうか？」

と、質問をしてみましたら、先生は言いにくそうに



「地方交付税を多く受けているのは 東村山市とか
清瀬市、東久留米市、武蔵村山市など…西武線の沿線
ですね。 まず 住宅政策が 関係していると言えます。

東京都は 不便な所、たとえば 電車が通ってない
武蔵村山市の不便な所に (1000戸だったか？)
都営住宅を作った。それから…商業政策にも関係！



たとえば 武蔵野市…全国でも豊かな市の上位で
医師や弁護士らが多いことでも有名な この市の

商業政策は 中小、零細であっても 市内に本社のある
企業を徹底的に優先しています。 駅の周辺に高層の
建物は作らないで、中小、零細の商店等を出店させる。

他市に本社のあるデパートやコンビニは駅から遠い…
そこに行くのに いろんな商店街を通っていくわけです。



吉祥寺の北口には大きな建物はありません。
銀行もデパートも 駅から遠い所、駅の近くは 市内に
本社をおく事業所、そうすれば法人税が多く入ってきます」

ということでした。他にもいろいろな要因はあるでしょうが
小さな店舗が活き活きとやっていかれるというのも、そういう
市の商業政策が 背景にあるということなのでしょうか？



路地山 吟 さん がコメントや、市の財政を学ぶ会 でも
しきりに 本社が市内にある企業を誘致して法人税を増やす

ということを力説しておられますが、そういうことなんですね。

それにひきかえ、東村山駅西口の100ﾒｰﾄﾙビルはどうでしょう？
駅の出口にある『コープとうきょう』で 全部の買い物を済ませ
地下駐輪場から自転車に乗って わが家にまっしぐら

これでは、とてもとても…西口商店街はさびれ
法人税の増収も見込めないどころか、減収でしょうか？





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マツムシソウ