はてなのゆりさん

市の歳出を 目的別に見るか、性質別に見るかで

目的別経費 と 性質別経費 とに区分できる…と
７月２日 の ブログに書きました。



☆ 偉そうに書いている私ですが、５月に財政講座を
受けた時は すべての用語が初耳で、最近ようやく
それらの意味が 判りかけてきたような気がします。

７月１３日には税収入が減って民生費が増えるのだから

８月１日には 財政を圧迫してるのは 本当に民生費？

と 書きました。 民生費は 目的別経費の１項目です。

目的別では 他に衛生費、土木費、教育費、公債費、総務費など
がありますが、１６年度の市の財政白書には 民生費の解説だけ

次に発行される時には、ぜひ他の項目もお願いしたいです。



１６年度の市の財政白書の１７ﾍﾟｰｼﾞは 義務的経費

性質別経費には 人件費、扶助費、公債費、物件費、繰出金
補助費等、投資的経費、その他の経費… がありますが、

このうち人件費・扶助費・公債費 を義務的経費と言います。

義務的経費が少なければ その分を他に支出できますが

平成７年度が 歳出の４６.５ﾊﾟｰｾﾝﾄで１９４億円でしたが
１６年度では５４.６ﾊﾟｰｾﾝﾄで２２４億円に増えています。

人件費は 職員数を適正化し、給与も見直し、民間委託を
進めたことで減少しました。

扶助費は 平成７年度 ６５億円 ⇒ １６年度 ９０億円と
大幅に伸びています。

公債費は 平成７年度 ３２億円 ⇒ １６年度 ３７億円と
増え、特例債の借り入れなどで今後も
増加が予想されます…ということです。



人件費が減り、民間委託された分は物件費に入りますが
物件費の内訳が１６年度の財政白書では判りません
それも 次回に載せていただけると うれしいですね。

扶助費の多くは 民生費として使われ、
他に衛生費と教育費に使われています。



地方自治法では、地方公共団体は、住民の福祉の増進を
図ることを基本とし…とはっきり うたっていますし、

その事務を処理するに当っては、住民の福祉の増進に
努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げる
ようにしなければならない…とも 明記されています。

☆地方公共団体というのが よくわかりませんでしたが
市町村、都道府県 と置き返れば良いのだと思います。


そのような視点で次回からは、人件費・扶助費
公債費の義務的経費を見ていきたいと思います♪




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