はてなのゆりさん

１６年度 市の財政白書 ２４ページ、繰出金 です。



繰入金 とか 繰越金 とか 【繰】 が つくものは

別な会計 または 年度にお金が動く時に使われるそうです。


繰出金では 市の一般会計から特別会計にお金が動きます。

東村山市には４つの特別会計があり、
一定の基準により拠出されています。

国民健康保険事業は、高齢化による疾病構造の変化や
医療技術の進歩等により増加し、それに見合う一般会計
からの拠出が難しくなり、赤字が続いているとのこと…

老人保険事業は、高齢化と医療費の増加により微増…

介護保険事業は、要介護認定者数の増加や利用者が増え
たことで介護救護費が増え、今後も増えることが予測…

下水道事業は、平成７年度に公共下水道が１００ﾊﾟｰｾﾝﾄに
達成し、そのために借り入れた地方債の返済が、今後
減っていくため、繰出金は減少する…ということです。



　


特別会計への繰出金は、平成７年度 ４２億円
１６年度 ５５億円、１７年度 ４８億円です。



１６年度と１７年度の繰出金を比べてみると

国民健康保険事業は 約１６億5300万円⇒１６億5012万円
老人保険事業は、約６億4100万円⇒６億6750万円
介護保険事業は、約９億8700万円⇒１０億2563万円
下水道事業は、約２２億0600万円⇒１４億7800万円


下水道事業への繰出金が減少していき、下水道会計の
借金も減っていくということは≪希望の星≫と言えます。



市長さんのマ二フェストで４年間で借金２０億円を減らす
ことがあげられていますが、余分な事業に使われなければ
下水道の借金だけでも、その２倍位が減っていくわけです。


今年７月に成立した 地方財政健全化法 では
特別会計など、市が関わっているすべての事業の
合計した赤字額 等を 市民にも きちんと知らせ 　
説明していくことが義務づけられたということです。





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