はてなのゆりさん

朝から はりきって財政の勉強を…と思って
決算書や 決算カードを眺めたりしているうちに

たびたび睡魔に襲われて、午前中に３回、午後１回
ごろんと横になるや、毎回 眠ってしまいました。

　　

眺めるのはやめにして 決算カードの数字を
書きこみ始めたら、眠気もおさまりましたが…

１８日に５人で伺った Ｈ市こと 蓮田市の財政講座 では
実質債務残高比率 の計算方法を教えていただきました。

その場で ｢計算できた人は いますか？」 と 問われて
「はい、１６０です」 と 答えられた方がいました。

実質債務残高比率は１００位が
身の丈にあった借金 とのことです。

家計では借金がない方が良いとされますが
自治体の場合は 借金がないのも良くないのだそうです。

道路や学校などの公共施設は 金額がかさみ、
借金に頼らざるを得ないということもありますが

将来も使われるものだから、将来の人にも負担して
もらって、公平性を保つという意味もあるそうです。

その借金も限度があって、１００位にとどめるのが良い
それを超える分は将来にツケを残すことになるとのこと。

蓮田市は１６０で がく然とされていたようですが
わが市は１９０ですので、私は心の中で苦笑い…



わが市の実質債務残高比率は

２００６年（平成１８）　１９０・９
２００５年（平成１７）　１９０・８
２００４年（平成１６）　１９２・１
２００３年（平成１５）　１７４・８
２００２年（平成１４）　１５５・０
２００１年（平成１３）　１４７・３
２０００年（平成１２）　１４９・１
１９９９年（平成１１）　１５１・５
１９９８年（平成１０）　１４８・７
１９９７年（平成　９）　１４９・８
１９９６年（平成　８）　１４３・５
１９９５年（平成　７）　１３３・９
１９９４年（平成　６）　１２６・５
１９９３年（平成　５）　１１６・４
１９９２年（平成　４）　１１３・１
１９９１年（平成　３）　１１１・３
１９９０年（平成　２）　１１８・６


細渕前市長が就任されたのが１９９５年（平成７）で
それから、ずっと上がり続けています。

ただ、市川元市長が就任された１９８３年（昭和５８）には
２１２・１と今より高く、２年後、バブルが始まるとともに
低くなり、国レベルでバブルがはじけた１９９１年（平成３）には
１１１・３まで下がり、市川市政が終るころには１２６・５となり
細渕市政になってから上がり続けて１９０を超えてしまいました。

　　

東村山駅西口と久米川駅北口のことで、
向こう２年間は 借金が増えるそうですので
２００を軽く超えてしまうかもしれませんね。

バブル前と違って、景気の動向も悪く、少子高齢化など
市政が上向くことは考えにくいので、間違いなく
将来にツケを残す…ことになっていきそうです。


地方債残高と債務負担行為額（支出予定額）を足して
標準財政規模 で割ると、実質債務残高比率になるそうです。

☆この場合の地方債残高には、下水道など
特別会計の借金は含れていません。




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