はてなのゆりさん

　

市報３月１日号に 市の財政白書１９年度版が
情報コーナーにて ５０円で 販売 されていると
載ってましたので、今朝 いただいてきました。

市のＨＰ、こちら からも ご覧になれます。



１８年度版と比べて
★ 歳出の項に（７）投資的経費
★ 財政健全化法に関しての 章
★ 資料編で３年分の決算カード
　　が 新たに 加わっています。

その他にも、各所に 新しいグラフが追加され
より わかりやすく 充実していると思いました。

２頁と ３頁 見開きで 決算収支の状況も
新たに加わったところで、形式収支、実質収支
単年度収支、実質単年度収支 について、図 と
わが市１０年間の推移を示すグラフに もとづき
わかりやすく、きちんと 説明が されています。



気がついたばかりのことですが、市の財政白書
２０年度版にむけて お願いしたいことを いくつか…

２４頁　義務的経費 構成割合のグラフと 並べて
一般財源額比較のグラフがあるといいな～

２６頁　人件費・職員数の推移のグラフ も
より わかりやすくなっています。 職員数が
減ったことによって、パートや 臨時職員や
委託が増えているとしたら それが物件費で
どのように変化しているのか～？　それを
載せて いただけたらいいな～

３４頁　投資的経費のことが見開きで載っています。
１０年間の投資的経費が２０億円から６３億円
一般財源が ４億円から９億円の範囲で
推移しているとのこと… 投資的経費に
占める 地方債の発行額についても
載せていただけたら いいな～



主な財政指標の実質公債費比率がなくなっています。

４３頁で説明されている財政健全化を判断する
４つのうちのひとつが 実質公債費比率…なので
それで今回は載らなかったのでしょうか？　

５０頁下のグラフで、わが市は 多摩２６市で
４番目に公債費の負担割合が 高くなっています。
実質公債費比率になると 他に高くなる市が増え
相対的に わが市の順番は下がってくるようで
この点では 救われるのかな～と思います。



５３頁 財政健全化の取り組み では
昭和の時代からバブル期を経て 現在までの
市の財政状況について…説明されています。

財政危機に直面して 『経費削減をはじめとする
行財政改革に取り組んできました』 と 書かれて
います。確かに努力されてきたのだと思います。

その努力を 打ち消してしまったのは、財政状況が
悪化の一途をたどっている中で 進められてきた
大型事業や ハコモノ造り…市政だったと思います。

そういう点についての 記述がないのは…
残念ですが… 市の首脳陣の方々が いっさい
触れていないのですから仕方がありませんね。



市の財政状況を 市民に伝えてくれようとする
姿勢が感じられる 貴重な冊子だと 思います。

多くの方々が ご覧下さり、感想や 要望などを
市に伝えて下さると いいな～と願っています。

私たちも これから じっくりと…
勉強させていただきま～す