はてなのゆりさん

　

原発のある町に隣接する 市町村の方が

『自分のまちは 原発立地による お金は

いっさい もらって いないのに～ 』 と

嘆いておられたので、そうなのかと思い

福島県の海岸線にそっている 市と 町の


２０年度、 福島県内の決算カード から 国庫支出金と

人口を調べて、一人当り額のグラフをつくってみました。





★が 福島第一原発のある町

◆が 福島第二原発のある町

（道路地図を見て★と◆をつけました。間違っていたら、ご指摘下さい）


≪原発立地による国庫支出金≫ で 検索してみたら
柏崎原発のある 柏崎市のＨＰの一部？ が 出ました。

これを見ると、国庫支出金の中に 電源三法による交付金が
含まれているのでしょうか？　県からの交付金もあるようです。

この他に、地方税収として、固定資産税・法人市民税・使用済
核燃料税があり、これらの合計が、柏崎市の場合、東北電力
からの原子力立地交付金をあわせると ２１年度で 約４１億円

上のグラフでは、国からの交付金だけですが
県からの交付金と市税収入分も加わるわけです。

危険なものを受け入れていただくわけですから
いくらお金を払っても済むことではありません。‥が

隣接する市町村に 交付金は入らない‥としたら
いろいろな意味で ひどいことでは？と思います。


お金をとるか？　安心を売るか？ で 書きましたが

数年前、川内原発に伴う 市の財政状況の変化を
知りたいと思って、鹿児島県庁で 決算カードを
コピーしてきました。　その後、活用していませんが

原発の着工とか、増設計画‥などがあったときには
数字が 増えていました。 もちろん、決算カードには
載らない金額の方が、ずっと大きいとは 思います。



原発を受け入れている市町村には 危険の見返りとして

お金が入るとしても‥　その結果、事故のときに

放射能をあびてしまう 周辺の市町村としては

どのように 考えたら 良いのでしょうね？





【原発のこと】

あ～あと　ため息‥