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2011年04月06日
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カテゴリ:脱原発をめざして

 

朝日新聞 3月30日の朝刊に
星≪原発ルネッサンスの逆風に≫
のタイトルで 日本の原発事故が
ヨーロッパの各国に
どのように 影響していくのか!?

イギリスの原子力安全性専門家
ウォルト・パターソンさん
聞き書きが載っていましたので
ご紹介させていただきます。

ピンクハート

ヨーロッパは、かつて「脱原発」で世界の注目を
あびたが、この5年ほどは 原発復権の流れが
めだち、「原子力ルネッサンス」を 迎えていた。

地球温暖化が 大きなテーマとなり、原発推進側は
「二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー」 と
訴えて奏功した。 この間、ヨーロッパでの議論は、

もっぱら 経済性に関するもので、安全性については
気に とめてこなかった。 そこに 突然、震災で 福島
第一原発が おそろしい危機に陥った。 安全性への
巨大な疑問符を つきつけられ、ヨーロッパの人々は
がくぜんとしている。

さくら ヨーロッパといっても一色ではなく、
いくつかのグループに分かれている。

星 第一は、原発に 積極的な国々だ。 筆頭はフランス。
政府の力が強く、国民の税金を原発事業に投入しやすい。

星 第二は、国内が 推進と反対で二分されている国々で、
代表はドイツ。 産業界は 推進に積極的だが、
市民の間に 強い反原発論がある。

星第三は、懐疑派だ。イギリスがこれにあたる。チェルノブイリ
事故後、新しい原発はできていない。 安全性への懸念では
なく、経済的な理由による。 経済界は投資の元がとれるか
財政的な 「安全ネット」 を 政府に求めている。

 福島原発の事故は、こうしたすべての国々に 甚大な影響を
及ぼしている。 ドイツのメルケル首相は ただちに原発運転
延長政策を凍結し、スイスも 建設計画の凍結を決めた。

花これから先、ヨーロッパは どこへ向かうのか。今、言えるのは
ドイツの判断の影響が大きいということだ。 大勢の人々は
「脱原発」 に 傾くのではないかと、私は思う。 少なくとも
原発に 税金をつぎこむことは 難しくなるだろう。

 原発は、巨大で複雑な技術のかたまりだ。 利用者から
遠いところに 建設するから、長大な 送電設備もいる。

そうしたコストを含めれば、「比較的安いエネルギーだ」
という推進派の主張は 正当でない。 実際は とても高く
つくのだ。 今、フランスやフィンランドが造っている原発
の建設費は、当初予定の2~3倍に膨れ上がっている。

晴れ 地球温暖化との関係でいえば、スペインが興味深い。
以前は 原発に頼っていたが、主力を風力発電に改めた。
かなり急激な改革だったが、今では 国内需要をまかない
電力が余って、タービンの一部を 止めるほどだ。

 星 風力、太陽光、海洋エネルギー。 
こうした二酸化炭素を出さないエネルギーに
切り替えるまで、過渡期は天然ガスを使えばいい。 

星 大がかりな施設は、不要。 
小さな施設を網の目状に造れば、送電コストを
減らせる。暖房や 湯沸かしと発電を同時にする
コージェネレーション(熱電併給)も 効率的だ。

原発推進派は よく、石油依存からの脱却や生活レベルを
守るうえで 「原発にイエスか ノーか」 という議論をする。

それに対し、私はいつも 「原発を複数の選択肢の
一つとみなしてはどうか」 と言っている。 

そして、原発に注ぐ資金や 技術を 別のエネルギーに
振り向けたら、どちらが より経済的で、安定した
システムか、わかるはずだ。

星 日本には、風と太陽など 無限の資源がある。 
 それを利用する技術に もっと投資すればいい。 
 有限な資源である石油やウランに頼らなくて手書きハート
済む、エレガントな社会をつくれるはずだ。


(聞き手は 橋本聡さん)


★ ウォルト・パターソンさんは、1936年生まれ。
 原子力安全性専門家。環境団体「FoE(地球の友)」
を経て、英王立国際問題研究所員。
元英下院環境委アドバイザー‥とのことです。


こちらこちら にも 紹介されていました。


さてさて、原爆の被爆国でもあり、原発4機が
しょんぼり同時に事故をおこしてしまった わが日本は
どのような選択を していくでしょうか?

わが日本‥といっても 私たち ひとり
ひとりが‥ということになりますが‥





【原発のこと】

浜岡原発は 大丈夫?







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最終更新日  2011年04月07日 18時06分59秒
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