はてなのゆりさん

　

草むしりなどに追われて、新聞も

ほとんど読めていないのですが、

今朝の朝日新聞７面に載っていた記事です。


ＭＯＸ加工場を 認可
　保安員 「駆け込み」 批判も

経済産業省 原子力安全・保安院は ２６日、

青森県六ケ所村に建設中の プルトニウム
・　ウラン混合酸化物（ＭＯＸ）燃料加工
工場の施設や 機器の工事を 認可した。

核燃料サイクルは現在、政府が
見直しも含めて議論している。

有識者は 「事業の継続を既成事実に
するものだ」 と 批判している。

ＭＯＸ燃料加工工場は核燃料サイクルの
中核施設。　原発の使用済み核燃料から
抽出した プルトニウムで 新燃料を作る。

保安院が この日 認可したのは、粉末状の
　　ＭＯＸ燃料を固めるなどする施設工事の認可。

燃料の加工や検査、貯蔵設備の設計や工事ができる。

工場は、２０１６年３月の完成を予定。

申請した日本原燃は 「工程通り 粛々と工事を
進める」 とし、予定通りの完成を目指している。

核燃料サイクル政策をめぐっては、閣僚で
つくるエネルギー ・ 環境会議が 今夏、
継続、廃止も含めて 議論し、結論を出す。　

結論次第では ＭＯＸ燃料が
必要なくなる可能性もある。

一方、保安員は２０日、原子力規制委員会の
設置関連法が成立したことで廃止が決まった。

しかし、今回のＭＯＸ工場以外にも、２月と
３月に 核燃料サイクルにかかわる施設の
工事について相次いで認可した。　（後略）


この記事の左下に、つぎの記事も載っていました。


大間原発の建設に意欲

電源開発（Ｊパワー）の 北村雅良社長は、２６日の
株主総会で、青森県大間町に建設中の 大間原子力
発電所について、「事故を起こさないように、新しい
安全の知見を踏まえ、建設を進めたい」 と 述べた。

大間原発は、昨年３月の 東日本
大震災後、工事が止まっている。　

経済効果を期待する 地元自治会などでは
早期再開の機運が高まっているが、対岸の
北海道函館市の住民らからは 工事の
凍結を求める声も上がっている。　　


　


ＭＯＸ燃料といえば、原発の使用済み燃料の中から
再処理工場で プルトニウムを抽出するわけですが、

六ヶ所村に何兆円かをかけてつくっている再処理
工場は 事故つづきで 本格操業が危ぶまれています。

平常運転時に、原発が一年間で放出する放射性物質を
一日で放出してしまうとも言われる 再処理工場


マグロで有名な大間町 ‥ 地元の人たちが
原発建設の再開を 野田首相に 陳情した

というニュースが 何か月か前に流れましたが

地元の人たちの要望‥と打ち出して、

実は、経営陣たちが 建設再開を
　ねらっているんだな～と思いました。


当然、原発やＭＯＸ加工場などにも 多額の税金が
投入されるわけですから、消費税が増税された
としても、社会福祉などにまわせるお金は
微々たるものですよね。


ところで、こちら のブログによると、

大間原発は ＭＯＸ燃料を１００％使う

世界初の原発 ‥ とのことです。





【原発のこと】

つぎは、若狭湾で 大事故ですかね～☆