８歳の少年と先生との心の交流を描き、成長してゆく物語。
先生は勉強だけでなく、自然界の美しさや驚きさえも教えてくれる。

少年（すごい演技が上手い。ナイナイの岡村顔）と、先生（多分６０歳くらい）、孫とおじいちゃんくらいの年の差だが、二人の心の通い合い、
一緒にチョウチョを追いかける様等、見ていて心がなごむ。

だが時は１９３６年、スペイン内戦が二人の運命を変えていく・・・。
なんて悲しい映画なんだろう。
戦争がからむと、大抵悲しい映画だ。
途中までは和やかに見ていたが、やっぱり悲しく終わってしまって後味悪いな。

戦争の悲惨さだけではなく、少年の兄の恋のエピソードにも心を打たれた。
一言も言葉を交わすことなく始まって終わった恋だが、
どうして涙がでちゃったんだろう・・。ふだんあんまり泣かないのに。
やっぱり、重い・・・。

（１９９９年スペイン作品）


８月１９日の朝です。
今日から２学期開始！

北海道の夏休みは短いのです。（冬休みが長いからねん）

あ～、でももう秋の気配が・・・。