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カテゴリ:ミル
土曜日にやってたクレヨンしんちゃんの映画を見ました。
前に40歳くらいの男性から感動すると聞いて、え~?と言ったら、 「あれは名作だ!大人の為の映画だ!」と言われたことがあったし、 巷からも同じ情報が流れてきていたので、期待して見ました。 しょっぱなから太陽の塔! なんてタイムリー!太陽の塔について書いたばっかりですよ。 こちら→ うわぁ~、あのパビリオンもこのパビリオンも! その中ではしゃぎまくる父ひろし・・・今いくつだ? 背景描きいっぱい資料見たんだろうなー・・・じゅる(よだれ) 春日部で「20世紀博」が行われているんですよ~! あぁぁぁ、実現してくれ! それこそパスポート買う!通う!入り浸る!(実家から近いもんで) 延々と続く田園の中に、こつ然とそびえ立つ東京タワーみたいなもの。 あれは春日部温泉の辺りですかね~山はもう少し遠いです(笑) そこに行った大人たちがおかしくなって・・・と言うストーリー。 ちりばめられるギャグは昭和。子供に伝わらないでしょ! 大人の方がクスクス笑える作り。 悪の基地(?)には昭和3、40年代の懐かしさにあふれた町並み。 オート三輪、タバコ屋、商店街、木の塀、買い物かご・・・ イエスタデイワンスモア(悪の結社)に入りたいです。 夕暮れの街で暮らしたいです。 悪役が悪役に見えません。 現代社会、消費、使い捨て社会に疲れてしまって、懐かしい世界に戻りたかっただけ。 そして、今、懐かしい物に群がる私たちは、みんなその気持ちを持っている。 あの頃は、もっと未来に夢が持てたし周りの物が好きだった。 だからかな、と思います。 技術の進歩は、前の物の改良にとどまり、新たなる新発明はなかなか出ない。 作られる物も、昔は見えていた誇りや愛情は、値段や流行や製造ラインの都合で どこかへ追いやられ、悪くもないけど良くもないものが氾濫している。 愛情を持てる品の少ないことといったら・・・。 だから、過去に持っていたトキメキで補おうとしている。 昔には、戻れないんだけど。 便利さを捨てることも、出来ないんだけど。 とりあえずこれでいいや、って100均で買い物しちゃうんだけど。 しんちゃんがひろしを我に返らせた時に、ひろしの心に浮かぶ想い出。 色々あって大変だったけど、一生懸命生きてきたことを思い出してゆく過程。 もの凄い感動しましたよ! しんちゃんの産まれた日のシーンで泣いちゃいました。 子供が見ても笑えるように、ドタバタギャグもいっぱい入ってる。 でも、大人だからこそ分かる、懐かしさ、悲しさ、楽しさが沢山あります。 確かに大人の為の映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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