ラクダのあくび

先日、テレビでやってました。




・・・・。


・・・・。




なんじゃこりゃぁぁぁ

（優作風）









「ジャッカルの日」（1973／フランス）は昔見たし、
この間小説ジャッカルの日も読んだんだけど、どっちもとっても面白かった。


冷酷な謎の殺し屋ジャッカル。（しかもフランス映画だけにお洒落）
それを追いつめるフランス警視ルベル。

ジャッカルには美学を感じるし、
ルベルには実直な職業意識を感じる。

綿密な計画vs地道な捜査。
フランス映画らしく、淡々と進みながらも
手に汗を握らされる。
ラストにも強盗返があって・・・。

小説が後なので、読んでいても映画のシーンが浮かんでくる感じで、
イメージが違うなんて問題は全くなかった。




しかし、
流石はハリウッド。



・・・ブルース・ウィリスは無ぇ！！！
クールで冷酷で計画的な殺し屋が、
何故ムッサイ禿げた大雑把でいやったらしいオヤジになる！！

リチャード・ギアいらない役増やすな！！！
シドニー・ポワチエでいいじゃねぇかよ・・・

何故派手なアクションにラブストーリーが加わらなきゃ
映画が成り立たないんだよ～～

原作者も監督も、翻案に同意してなくて、
「ジャッカルの日」って使えなかったらしい（笑）

確かに、だったらジャッカルじゃなくて違う話作れよ、
っていう別物っぷり・・・

見るなら「ジャッカルの日」を読む＆見る前に見るべし！
別物だってわかっていても比べちゃって、全然楽しめない～～（涙）