Ｈａｕｏｌｉ　Ｈａｗａｉｉ

今日息子の通う中学で
清水　まなぶさんのミニコンサートがありました。



お顔やお若いのに戦争の唄を歌っているという事は知っていましたが
歌は聞いた事がありませんでした。

２曲目の「回想」という歌は
清水さんのおじい様の戦争体験をそのまま歌詞にした歌だそうですが
耳慣れた現代調のメロディにのせられ
自然に耳に入ってきて
やがてつらい戦場が目の前に浮かびます。

歌詞の中の
戦時中地雷を与えられ今日までの命と覚悟までした
凄い体験をされたおじいさんが
戦争から戻っても自慢話をする事なく
いつもやさしく笑いかけて
頭を下げていたという歌詞で
もう涙が出てきてしまいました。

近所に住むうちのおじいちゃんもそうです。

夜中にバイクで騒音を出しながら走っている若者
街で肩で風を切って歩いている若者
過酷な戦時中を生き抜いた
あなたのおじいさん、おばあさん程の強さと勇気はあるのか？


今あるこの命は、大切に受け継いだ物
生きたかったたくさんの命があった事
でも生きるだけさえ叶わなかった多くの命

その上で今日を生きてる事など
どんな戦争のテレビ番組や映画より
鮮明な映像となって浮かび感動させられました。

そして中学の体育館で大盛り上がりのアンコール

一人でも多くの方に
清水まなぶさんの歌を聞いていただきたいと思いました。

帰りに偶然お会いして両手でしっかりと握手して下さった
清水さん、今日は素敵な歌をありがとうございました。