祖父の出版社
うちのもうだいぶ前に亡くなってしまった母方の祖父は ちょっと出かける時も必ず山高帽を被り、 ステッキを持ちスーツを着て出かける人で あまり笑わず、しつけに厳しい人で 私はお箸の持ち方など注意されまくっていたので 恐いおじいちゃんという印象しか無かったのですが 妙義出版社という会社を友人と経営していて 「太陽少年」や「なかよしクラブ」という子供向けの雑誌も出していました。 http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d95699658 妙義出版社で検索したら 大人になってもその本や付録を持っていて下さる人がいて 私には恐かったおじいちゃんだけど、 当時の子供達に夢を与えていたのかと思うととても嬉しくなり 私もそんな仕事ができたら良いなと思いました。 妙義出版社という名前は祖父の出身が群馬の下仁田だからです。 今祖父はそこに眠っています。 なので今でも新幹線で群馬の妙義山のあたりを通る時 祖父の事を思い出します。