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テーマ:愛犬のいる生活(77302)
カテゴリ:業界話し
おととい、仙台の各大学がもちまわりで開く市民公開セミナーで ・「動物の病気と免疫のしくみ」 ・「ペット生産におけるブリーディングの仕方・・・長期近親交配の危険を科学する」 の二つを聴講。とくに後者が目的でしたが闇が晴れた心持ちになれました 講師の方は東京大学でも獣医師を目指す学生たちに 教べんをとっていらっしゃるそうです 13ページあるレジュメは 概説を理解するのにちょうどいい枚数 その骨子は・・ 「家畜(牛・豚)生産管理の国家的レベルに比しての ペット(犬・猫)生産への提言」とうけとれました ♪もうチョットつけくわえると・・ 霜降りのおいしい牛肉や豚肉を生産するために よい種オスを育種する目的で、国・県が主導して 安全な計画のもとに※近親交配で優性種をつくり 以降も管理していく それに対し、犬猫ブリーディング業でも 業界内の連携が求められる それがひいては ・遺伝病の予防 ・ペット産業の内部充実 ・どうぶつ福祉に貢献 につながる ♪※近親交配の目的、功罪 ・価値ある特徴を固定化するため ・しかし不都合遺伝子も集まり遺伝病の危険も高まる ・また繁殖能力の劇的低下 →家畜(牛・豚)では国・県がコントロールに関与 コントロールするための計算式も載っていました ♪ペット産業においては ・体型のミニ化などを求める商業主義が先行 ・乱繁殖により神経質な子が多く見受けられたり ・遺伝病が多発 ↓ ・性格に関わる遺伝子も数コみつけられている ・これをコントロール(近交)していけば 性質のおだやかな飼いやすいペットが可能 ・総じてペットの福祉向上へ(→提言) ↓ ・ハバナデーでは 「ほんもののブリーダーとは性格をつくる仕事」 と云うブリーダー猪野氏の顔写真を掲示 ・さらに飼い方サポーターを その子が生きている限り務め販売者の責務を全う ⇒この意をさらに強く持つことができるお話でした さて『動物の愛護および管理に関する法律』見直しが山場をむかえています。とくに‘どうぶつ取り扱い業の適正化’に力点がおかれ そのための意見の集約がおこなわれており、年内には「動物愛護管理のあり方検討報告書」としてまとめられ来年の通常国会に改正案が提出されることとなっています 改正内容によっては、上のペット生産・流通やペットショップの生体販売のあり方についても変革は必須となるでしょうから、ハバナデーもその改革以上のイノベーションを心してまいります そんなおり「どうぶつ愛護週間」(9/20~26)があります 国が制定したものとしては唯一の‘週間’です お散歩仲間とこんな話題をのぼらせてみてはいかがでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月12日 14時51分35秒
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