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カテゴリ:ペットの衛生
今朝から「マダニ感染症に飼い犬通じ感染、発症」 のニュースが各局で流れていました 今までは「マダニ→ヒト」で50人ほどの方が亡くなっています 今回は「マダニ→イヌ→ヒト」のルートで初の感染でした 昨夏も西日本に住む50代女性が 野良猫に咬まれマダニの持つウィルスSFTSに感染し 死亡したショッキングなニュースがありました 今朝のニュースでは 「6月初旬にペット犬(雑種メス4歳)が発熱し元気がなく 動物病院に行った。一方飼い主の男性も1~2週間後に 発熱や下痢などの症状を訴えた その後検査で飼い犬の感染が分かったため 国立感染症研究所が男性も調べ感染が判明した 厚労省はマダニにかまれた犬の体をなでたりしたことが 感染の原因とみている」とのこと 撫でただけで原因ウィルスSFTSが移る!? う~む 飼い主さんに犬の唾液がひっかき傷などに 付着などしたのでしょうか さてマダニとは 卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニ 血液を唯一の栄養源として成長します 成ダニでも体調は2~3ミリすが 人や犬の皮膚に吸血すると 100倍~200倍の大きさにまでなるそうです もしマダニに噛まれてしまったら 飼い主が対処しなければいけないので ひとつ方法を書いておきます まず第一にピンセットなどで取り去ろうとしないことです 血を吸って膨らんだ体部はのぞけても 皮ふにくいこんだ頭部だけが残って それが外部寄生虫アレルギーの原因になります そこで酢を使って除去します。 酢をコットンなどに染み込ませたものをダニに軽く当てます あるいはウィスキーなどの強めのお酒 しばらくすると自然にマダニが頭を離します しかしもし感染すると6〜14日間の潜伏期間を経て 発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、肉痛、意識障害 皮下出血といった症状がでて重症化すると死亡することも あるそうです またイボのようなものがついていると云って 病院に行かれる方が多いのがこの時期ですが 治療薬なく致死率高いのがこわいです 上記写真はダニが麻酔効果のある唾をだしながら 知らないうちに皮ふに頭部を食い込ませ吸血しているところ 写真下は当店にシャンプーにきた子から見つけたダニ お散歩に出るまえにはダニ忌避剤をスプレーし 帰宅したらブラッシングを心がけましょう 追記:今日の朝刊にもこの件の記事が 掲載されていましたので以下に載せました さいごにグロい写真ですが ヘビの頭部に無数のマダニがいます けっしてバカにできない寄生虫です ナンカ痒くなってきました(笑 愛犬さんともどもご注意ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月12日 09時57分22秒
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