あわてもの主婦の毎日～☆

少し前。

職場の隣の、

バラのお爺さんが、

救急車で運ばれた。

そして次の日、

息を引き取られた。

会社に入って１０年。

雨の日も、

嵐の日も、

暑い日も、

とにかく毎朝、

丹精込めて、

バラのお世話をしていたお爺さん。

会社に行くの嫌だなって、

そんな顔してても、

いつもあの、

「おはようございます」に、

気持ちを支えられただろう。

バラの季節になったら、

いつも、

大輪のバラを差し入れてくださる。

今年はもう見れなくて。

今は寂しい朝。

沢山のバラの鉢もなくなり、

私の心のなかみたいに、

殺風景になりました。

もうここにいる理由が、

また一つ消えたな。

カキネノムコウ。

幸せの光が、

今は雨のきらめきのみ。

バラのお爺さん。

本当に有難うございました。

私も、

一歩進まなきゃと、

背中を押していただいたのだと、

バラの季節が来る前に、

すすめたらいいのですが。。。

 大好きな人が、

もういない悲しみ。

もう経験したくないな。。。

バラが、

しばらくは、

嫌いになりそうです。。。