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2005年10月23日
カテゴリ：日常
ＧＹＡＯが赤字だという。 その大きな要因はコンテンツの調達費用の圧迫らしい。 これは収益モデルとして成熟する前に ポータルサイトとしての視点をもっと強く持つ必要があったのでは、 などと外野から物言いたくなる。 （だって、とにかく、つぶれてほしくないからね。） 一方、ＳＮＳは１００万人とか２００万人とかの著しい増加を見せても そこには、まだ、明確な収益モデルは提示されていない。 でも、それで、いいのだ。 というか、それこそが戦略。 だって、ＳＮＳにはコンテンツなんかないんだから（笑） だから、大きな資金不要。 コミュニティの中で住人が勝手にコミュニケーションをとる「場」こそがコンテンツ！？ そして、ひたすら巨大ポータルを目指し、量的な臨界をむかえたとき ドカーンと収益モデルを乗せてくる（はず）。 賢こいなあ。 コンテンツなしで人を大量に集める仕掛けといい、課金のニオイを消しておく戦略といい、見事です。 ＧＹＡＯが既存のテレビ局的体質と根底では繋がっているのとは対照的に ＳＮＳはインターネットでの個々のインタラクティブ特性を 最大限に、しかも自然に生かして成長を遂げる。 これって、頭カタカタの放送業界とアメーバ的ネット世界の発想の違いを 思い知らされる象徴だね。 コンテンツは下請け製作会社まかせで、踏ん反りかえっている高給取り達に背を向けて 個々人のアンテナの感度のみで繋がるＳＮＳを選ぶ時代。 そう、コンテンツは自分達自身の関係性そのものなのだ。 これって絶対テレビの世界ではありえないこと。 そして、その「亜流」のＧＹＡＯにおいても同じこと。 いずれにしてもＧＹＡＯにこれまでにない斬新な収益モデルの活路が見出せないとしたら、 あとは、ＳＮＳが収益化を図る過程で、 今後どんな「次の手」を考えているのがもっぱらの関心事なのだ。 （それにしても、明日のＡＩの生ライブ、サーバーは大丈夫なんだろうか。） ↓ ↓ ↓ ■人気blogランキング ↑再びじわじわ上昇中ですので応援クリック宜しくお願いしまっす！！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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