カテゴリ:数的推理
今回は「過不足算」です。 ★選択肢から一瞬でピックアップ! ≪過不足算≫ あるクラスの生徒が長いすに、1脚に4人ずつかけると 6人座れなかったので、1脚に5人ずつかけると最後の 長いすは1人分空いた。このクラス生徒の人数は何人か。 1.32人 2.34人 3.36人 4.38人 5.40人 ≪制限時間10秒≫ ◆さあ、ありとあらゆる知識を総動員して考えてください! ◆頭をやわらかく、そしてフル回転させて! ◆どんな手段でもいいからとにかく少しでも速く答を出す! という強い気持ちで、思いつく限りのすべての角度から 問題文を高速でスキャンする・・・ kotae wo mirumaeni kanarazu jibunde kangaete kudasai! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■超高速解法 クラスの人数は「5の倍数より1小さい数」なので 「34人」とすぐわかる。 正答2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■解説 この問題では、 ★『5人ずつかけると1人分空いた』という「表現」から 「生徒の人数」は、 ★『5の倍数より1小さい数!』 と、すぐわかる! 選択肢の中で『5の倍数より1小さい数!』は、 2番の「34人」のみ。 ~~~~~~~~ 一瞬で「ピックアップ!」終了。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■いつでもこんなに単純な選択枝の設定に なっているわけではありません。 それでも、この例題を取り上げたのは意味があります。 ここで言いたいのは「整数」についてその性質に 対する嗅覚を高めてほしいということです。 それは「倍数」や「約数」の見分けをはじめとする 数量的なバランス感覚につながります。 今回の問題文中には、「椅子」と「人間」しか出てきて いませんよね。 単位が「脚」と「人」。 こういうとき、これは「整数の世界の話」なのだと 強く意識することが大事です。 そして、そこから「超高速解法」は始まります。 整数の世界の問題の場合、まずは、選択枝をしっかり 眺めることで答のおおよその範囲がわかります。 すると、今回ほど簡単でなくても、そこから逆算検算で、 正答をある程度絞り込んでいけることもあるわけです。 簡単なものから難易度の高いものまで、実際の公務員試験 の問題での「選択枝の組み方」はさまざまです。 でも、いずれにしても、まずは、「数的推理」の問題を 解くにあたっては、「選択肢」をしっかり見ること! このことを強く意識しておくことが大切なのです。 =============================== 「超高速解法!」は単なるテクニックではなく、「比」や「算術」 を中心にした「考え方、思考」の体系です。これをマスターすると 数的処理問題の「見方・解き方」が180度変わって素早く正解を 『ピックアップ!』できるようになります。「方程式」が苦手で文 章題が不得意な方でも「超高速解法!」の知能的発想をマスターす れば一挙に形勢逆転して得点源の得意科目に変身します(^^)/。 =============================== cyoukousoku kaihou no susume! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ブログ後記 前号でメール未着について書いたところ、60通以上のメールをいただ きました。ご連絡くださったみなさんありがとうございました! 1回のメルマガ配信で50通以上の反響は久しぶりで、なんだかとても 嬉しいような気がしますが、実は、これは喜ぶべきことではないわけ です。苦笑。 いずれにしても、お盆に入り、今日中にはメールはほぼ収束する模様 ですのでそれを待ってあらためて仕切りなおしで裏メルマガを発行し ます。 配信希望の方は、メッセージ欄に「再登録」「初登録」の いずれかを記して下記フォームより登録してくださいね。 ▼裏メルマガ→ http://www.8000.jp/merumaga5days.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月13日 15時53分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[数的推理] カテゴリの最新記事
|
|