カテゴリ:数的推理
■仕事算の超高速解法(準備編)
≪仕事算≫ まず、次の典型的な「仕事算」の例題を考えてみて下さい。 ---------------------------------------------------------- ≪例題1≫ ある仕事をA1人で仕上げるには10日かかり、B1人では40日 かかる。では、この仕事を2人で行うと取りかかってから何日で 仕上がるか。 ---------------------------------------------------------- ヒント: 「仕事全体の量」をどうとらえるかがポイントです。 ≪解法≫ もっともポピュラーな解法では、まず「仕事全体量を1」とおきます。 そして次に「1人1日あたりの仕事量」を求めます。 A1人1日あたりの仕事量は 1÷10=1/10 B1人1日あたりの仕事量は 1÷40=1/40 AB2人では1日あたり 1/10+1/40=5/40=1/8 の仕事をするので 1÷1/8=8 となります。 ■正答 8日 このように「仕事算」では、 「仕事の全体量」=「1」 とおきさえすればなんとか解けます。 ただ、「1」に設定した場合はどうしても「分数計算」が必要で、 尚且つ「仕事」の具体的数量イメージがつきにくいので、どんな 問題においても「1」がベストとは言えないのですが、まずはと もかく「1」とおけば解くことができるのだ、と覚えておいて下 さい。 では、例題をもう1問やってみましょう。 ---------------------------------------------------------- ≪例題2≫ おじさんから紀香ちゃんと今田君はイチゴを200個もらい ました。口の大きい紀香ちゃんは1分間に20個食べて、シャイ な今田君は1分間に5個食べます。2人が同時に食べ始めると、 何分でイチゴはなくなるでしょうか。 ---------------------------------------------------------- ≪式と答≫ 二人合わせて1分間に25個(20+5)食べるのだから、 200個食べ終わるのにかかる時間を出す式は、 「全体の個数÷1分当たりに食べる個数=全部食べ終わる時間(分)」 式 200÷(20+5)=8 ■正答 8分 この「かわいいイチゴ問題」についてはこれ以上詳しい解説は いらないと思います。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ●さて、あなたは、上の「例題1」と「例題2」のどちらが簡単ですか? 実は、「例題1」と「例題2」に対して感じる「難易度」の落差 が大きい人ほど「仕事算の罠」にはまり易いのです。 逆に言うと、この2つの例題に難易度の違いをまったく感じない 人はすでに「仕事算」が得意だということです。 そして、この「罠」からの脱出こそが「仕事算」攻略のカギになります。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ※攻略のカギの解明は次回に続く・・・ ◎数的推理の超高速解法の裏メルマガ登録はこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月22日 00時24分29秒
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