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テーマ:同居(255)
カテゴリ:思考の違い
シオモニは80過ぎてから、農業アルバイトの声もあまりかからなくなり、体力も衰えアルバイトに行くのもしんどくなりました。
収入がなくなるということで私たち夫婦が毎月おこづかいをさしあげることになりました。
普通この年になると、年金と子供たちからのおこづかいで生活してるのですが、シオモニは子供たちの世話になりたくないので頑張ってあれやこれやして自分で稼いだお金でまかなっておりました。おこづかいをあげようとしても受け取らないので、今までそのままスルーしてきましたが、ついに今月から毎月おこづかい生活者となった次第であります。
シオモニに口座に振り込むか?現金で渡すか?聞いたところ、
おまえの名義の通帳を作って自分にくれ。お金はその通帳に振り込んでくれ。
要するに、もらったおこづかいは全て貯金してあげるっていう意味です。
シオモニ世代のハルモニたちのお金にたいする価値観は稼いだお金は全て息子のため、孫のためです。なので韓国のお年よりの貧困率はすごいモノのようであります。
うちのシオモニも当然、稼いだお金はすべて息子たち家庭のためと思い、自分のためにはお金を使おうとしません。
おこづかいも、できるだけ使わないようにして、たくさん貯まったら返そうと思ってるようです。
なんのためのおこづかい制度なんだ??
シオモニは私たち夫婦からもらったおこづかいに手をつけないように、大根植えて収穫して売りにいって自分のおこづかいを稼ごうと企んでおります。
最初、こういう価値観に抵抗を感じておりましたが、長く韓国に住んでると親というものは、本来はこうあるべきなんだろうと思えるようになってしまいました。
又当然のように親から経済的な援助を受けるつもりでいるダメンズな息子たちもたくさんおります。
義兄が正にそのタイプで、このおこづかい制度のことは言ったところで出す意欲はないだろうし、要求すると逆切れしそうなんで、義兄夫婦には言わないでおこうということになりました。 おこづかい生活者になって静かに余生を過ごしてほしいけど、そうはいかないだろうな。。
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最終更新日
2020年09月01日 22時27分52秒
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