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中国が舞台の戦国時代もの(春秋戦国時代らしいですよ)の続編です。 話も綺麗に終わったし、これで完結になるんじゃないかなぁ? 私的には昨年のBLゲーランキング1位です。 Lamentoとかマスカレードとかもありましたがダントツです。 BLゲームだけど、ボーイズラブって言うところよりも 主従 にひたすら萌えるゲームでした。 エロなんか無くていい。ラブも無くていい。 主従がそこにあれば充分だ という位主従に萌え尽きたゲームです。 あー、こういう雰囲気萌えゲーは どんな言葉を使ってもうまく説明できないのがもどかしいです。 前回のあらすじは 次期国王候補の主人公が 自国の宰相に裏切られ、父殺しの罪人とされ国を逃げる 忠義に篤く主人公の良い指導役であった将軍も供に国を逃れ 主人公の王位奪還を目指す。 因みに宰相は将軍の養子で、将軍ラブだけど主人公に取られてムカつく状態 主人公の弟をそそのかしてクーデターを起こさせました。 で、主人公たちはお尋ね者でありながらも 様々なところで味方を増やしていき 王となる道を進んでゆくのでした。 って感じで終わりました。 今回は本当に続編です。 一応最初の方にストーリーの説明っぽいのが入りますが 中国人の名前ばっかりで、読んでるだけでは分からないと思うので 前編をやってから後編をプレイするのをオススメします。 安いしね。 で、この度攻略キャラが2倍になりました イエーイ 2人になったぜー ・・・・イエス 前作は一人しか攻略対象じゃなかったんです。 バッドエンド要員でエロあるヤツは結構いたんですけどね…。 この度のスタート地点での二人の関係は お互い想いは通じたけど、王となるべき人間と仕える者 アレは『一夜限りの関係』として大切な思い出 なわけです。 夜明け前に目が覚めたら、隣にはもういなくて でもぬくもりが残ってる そんな切ない所から始まります。 想いあっていても主君と部下として振舞い 2人きりでも主君と部下の関係は決して超えない 偉いよ、あんたたち… そんな偉い彼らですが、 王となり民を助けたい、という大願があるからこそ 二人の思いはすれ違ってしまうわけです 将軍の方は 主人公なら立派な王になってくれると信じ、その理想で主人公を見ている 主人公にしてみれば本当の自分を見ていてくれない。 だけど、本人はそんなことに気付かないし 命がけで主人公を護ってくれたり、今までと想いが違うわけでもない、と。 でもねー、前より突き放した感じかなぁ。 皇子のときは守る対象で 王となるからには仕える対象 なんだと。 なるほど。 で、そのおっさんが いい人材がいたら、私なんか気にしないで抜擢してください とか言い出しよるんです。 酷いわ。 主人公にしてみれば 私がそんなことできると思っているのか? 私がいなくても平気なのか…? って。 あー、思うわなー。 前回もそうだったけど、このおっさんはそういう気遣いが 悪い方に出てるんだよ。 もっと素直に愛してやってくれ。 すれ違ってばっかりじゃん。 でもそんなシナリオが萌えるんですけどね。 今回も切ない主従で良かったです。 たいへんよく出来ました で、前回ただ主人公に言い寄ってくるだけだった山賊の頭が攻略キャラになりました。 攻略できるのは純粋に嬉しかったのですが、 発売前は 主人公と将軍は分かれちゃうのかなぁ… なんて心配もしていたんですよ…。 結論 郭隗(享年40) 討ち死にです。 イヤァーーー そりゃ郭隗がいながら主人公の心動くなんて ありえねぇ&させてなるか って思ってたんですけどね…。 もう、ちょっと待ってよ…。 で、そんなちょっと待ってよ と言いたくなる様な展開にもかかわらず 山賊シナリオ面白いです。 前作の時点でぶっちゃけ私は 郭隗しかカップリングとして認められない なんて思ってたんですけど コレ有りですわ。 話の展開は山賊が新しい将軍として軍を導いていく感じです。 身分も卑しい、学も無い、乱暴な男だけど 人柄で信頼を得て立派な将軍になっていくのですよ。 ビジネス誌で理想のリーダーとはとか読むのが好きな人は きっとたまらんと思います。 山賊シナリオは山賊がかなり男前に成長します。 カッコイイじゃなく男前です。充分です。勘弁してください。 色んなところで男前過ぎです。 続編に入って アレ、こいつ主人公の事好きだったよね?? って思うくらいアプローチしてこないのですが 山賊シナリオを進んでいくと 郭隗と主人公の絆を認めた上で、自分はお呼び出ない事を判った上で 主人公のために力を貸していたんだろうなぁ…。と。 漢だわ。 で、郭隗が死んだ後のストーリーでも 郭隗のことも蔑ろにはしていないので良いです。 2人のキス絵がまた雰囲気あっていい。 エロよりも切なさで萌えさせてきやがるのがたまらない。 山賊ルートに入った時点ではホントにショックだったのですが 内容は非常に良かったと思います。 とにかく今回も 『ボーイズラブに萌える』というよりも 主従に萌え、男の友情に萌え、ストーリーに浸るゲームでした。 でもしっかりボーイズラブなんで安心と言うか…、やるなぁ…。 サンダルダッシュってブランドは可愛い絵じゃないし 作品的にも王道とは思えないし 全然メジャーじゃないって言うかマイナーなイメージなんですけどね…。 モザイク無しシステム作ってみたり、攻略キャラにアニオタ出してみたり キャラクターの声を自社社員(?)でやってみたり 主題歌入れてきたのは当時かなり衝撃を受けたし 既存作品をDVD版にしたり、ダウンロード販売やったり、低価格ゲーム作ったり そんなチャレンジ精神が大好きです。 うん。 もう完全に贔屓目だと思うのですが、もっと評価されてもいい会社だ。 てかやる気出してくれ。宣伝しなさ過ぎ。 そんな応援したい会社が面白いゲーム出してくれたんだもん。 手放しで褒めるよ。 比翼は面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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