28歳。乙女と言い張る日記

最近マンガを読まないので、有名な作家さんとか5年前でストップしてて
ひょっとしてこだか和真とか最近じゃあんまり？
ていうか絆の最終回ってどうなったの？
ていうか軒並みマガビーのコミックが再販されている中
私がこの世界にハマるきっかけになった『大ウソ八百八町F１日記』はコミックス化しないのですか？
て感じなんですよ。

まぁいいや
最近ケータイコミックってヤツを読み始めて
懐かしいやら何やらで結構読んでいます。

神崎貴至とか、マガビーの読者投稿で入選してデビューだったよねー
超懐かしい。
湯船で出すのは他の家族に迷惑だからやめてほしいなぁってのが印象的だったわー
てか、この辺の単語が全部引っかかってしまうのですが…
楽天ブログ厳しくなりましたね。


……酷いな。本論に行かない。
本論は「ひどい漫画を読んだ。」なんですけどね。
ケータイってちょっとしかためし読みが出来ないので
昔からの作家さんは傾向と対策って言うか、回避が出来るんですけど
最近の人って結構当てちゃうんですよ。

そういうのも醍醐味なのかなぁとは思うのですが
さっきヒドイのを当てて、あまりの展開につい最後まで読んでしまってMAX沈んでいるので
このブログを掘り起こして叫ぼうと現われた次第です。
押忍。


あらすじ＆ぼやき

主人公の妻の葬式からスタート。妻は事故で亡くしました。赤ちゃんがいますね。
妻との出会いのシーンが入ります
　バイト先(コンビニ)で強盗を退治する妻
妻が亡くなってしまったのでミルク代すらありません。
　名言『○○（嫁の名）のバカ！！守ってくれるって言ったじゃないか！』
主人公は駄目人間です。（葬式は立派ですが）

そんな葬式にいきなり赤絨毯が敷かれます。
どこかで見覚えのあるようなスーツの男が登場
何やかんやで主人公と赤ちゃんは車に乗せられて連れて行かれます。

着いた先はすっごいお屋敷
なんと「家族はいない」と言っていた妻ですが、実は
民自党党首で現首相の一人娘だったのですキャー
気づけよ！！
ワシかて現物見たら『え？まさかタロー？』くらいに反応するわ！
日本国民やめちまえ


で、親子はお屋敷に住ませてもらうことになりますが
　『お前さえいなければ娘は…』
的なノリでお義父さんに犯されます。
　もうね、娘家出するわ。

翌朝どんな顔をしたらいいか主人公が困っていると、お義父さんは普通の顔をして登場
『お酒をたくさん飲むと記憶をなくすのに…』と秘書に言われています。
　もうね、お前接待どうしてんだよ。

主人公も何も無かったフリをしてすごしていきますが
再び犯されてしまいます。
そして相変わらずお義父さんは覚えていません。

で、ゴーカンされるだけで胸キュンイベントも特に無いのに
主人公はお義父さんを好きになってしまいます。

そんなこんなで、場転というか第３話はお義父さん目線でスタート
なんかモノローグで『照れくさくて覚えていないフリをした』とかおっしゃってるんですけど。
『あの快楽の一夜をどうして忘れられようか！』とかおっしゃってるんスけど。
　　捕まってしまえばいいのに…。
　こんなに楽しくない両思い発覚シーンは初めてです。
　てか両思いなのか？

それでもお互い何も無いことになっているので余所余所しいのですが
ある日赤ちゃんが『パパ』と喋ります。
おめでとー！
お義父さんに見せようと、ちょうど帰宅したところへ赤ちゃんを抱えて走ります！
で、落とします。
（お屋敷だから玄関は吹き抜けで2階から1階へ落としたんですね）

　そりゃ漫画だし、ドラマティックなシーンとか入れるの分かりますけどね。
　我子をつまづいて転落させるなんておっちょこちょいで萌え萌えでは済ませられないス。

　更にがっかりなのが反省する主人公のモノローグ
　『○○が喋ったことより、お義父さんに話しかける口実が出来たことの方が嬉しかった』

　胸キュンイベント発生のために赤ちゃん殺しかけるとか(笑)
　この漫画描いた人は、どんな気持ちだったんでしょうか。
　まぁ、あんまり考えてないですよね。
　考えてコレだったら人として悲しいわ。

赤ちゃんはお義父さんがキャッチしたので無事でしたが、主人公は引っぱたかれます。
そらそうや。
反省した主人公は赤ちゃんを残して家を出ます。
町のラーメン屋さんで一生懸命お仕事をしていくうちに、常連の男性とイイカンジになります。


と見せかけて、その常連はお義父さんを恨んでいる男だったのだ
ﾊｲﾊｲ
この男、すっごい悪いやつで
自分がのし上がっていくためであれば手段を選ばない男だそうです
そんなことをお義父さんが言っていました！

主人公は悪者の手に掛かり、お義父さんを呼び出すための人質とされてしまいます。
スタンガンで気絶をさせられた後、全裸にされていじめられます。
悪者の方はな格好をしています。

主人公は只の全裸ですが、悪者はで鞭を持っています。

ここで、悪者とお義父さんの関係を整理してみましょう。

【首相の言い分】
　肉体関係にあったがたぶらかされた。
　機密文書を盗まれた。
　その文書で政敵の有利なポジションへ就いた。
　裏切られた。
　ついでに家でセックスしているところを娘に見られて家出された。

【悪者の言い分】
　娘に見つかったときに
　『驚いただろうが誤解しないでくれ。私たちはなんでもない』って言った。
　裏切られた。


押忍。
私的には100%お義父さんが悪いです。見苦しいです。
ラブラブなつもりでいたら相手は遊びどころか侮辱しよった。みたいな？
可哀想です。

こんな幸せになることが許されるのか疑問の残るお義父さんですが
結局主人公を助け出して、愛を確認してハッピーエンドとなるのでした。

最後に主人公が亡き嫁に
　幸せってこういうことなのかな
的なことを言う形で〆られるのですが
家で男とセックスしている親父を見て家出した嫁にしてみりゃ
今度は亭主と親父が出来ているなんて浮かばれる筈ありませんね。


いや、ホント愚痴ばかりで申し訳ないです。
昔のBLだって『腸液でぐちゃぐちゃにヌレててエロい』的な
ありえねー！！は山程あったわけですが
そういうのとは別方向でショックだったので思わず書いてしまいました。