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カテゴリ:新聞を読みながら
話題を現在のテーマに戻す前に もう一つ思い出したので御参考に、でも難しいよ。
------------------------------------- 静子が広小路通りを歩いていると、黒いスーツをビシッときめた20代と思われる男性が、突然目の前に行く手を阻むかのように。 「ちょっと お時間を頂けませんか」 「えっ?」 男は名刺を静子に渡しながら 「私、化粧品のセールスをしておりますが、新製品で貴女のお肌にピッタリと思われる化粧品を扱っております。私の説明を聞いて頂けませんか。聞いて頂くだけで結構です。けっして商品の販売ではありません」 「少しの時間ならいいけど…」 「勿論長くはかかりません。じゃぁ、営業所が近くにありますのでご案内いたします」 「営業所? この近くに私がよく行く喫茶店があるの。そこで聞くのはどう?」 「はい折角のご好意ですから、お誘いされたということで。ではご一緒に」 静子は男性を喫茶店に誘い、そこで新製品の説明を聞いた。 「説明を聞く限り、私の敏感な肌に合いそうね。どこの化粧品店で販売してるの?」 「これは新製品で、まだ化粧品店で扱っておりません」 「じゃぁ、ダメじゃない~」 「いえ、契約して頂ければ 後ほど本社から 必ず郵送いたします」 「商品代金、幾らなの?」 「箱入り1セットで36万円です」 「高~い !!」 「いえ、一括払いが無理なら分割払いもございます。12回払いならご負担もないと」 静子はちょっと考えこんだ。 <給料から安アパートの家賃と駐車場の賃借料を差し引いて…、無理なこともないか、来月から少し節約すれば返済…> 「ひと月に3万円ね、分割なら購入できるわ」 結局、静子はクレジット契約をした。 静子は木造二階建て古い安アパートの四畳半の部屋に帰ってから、落ちついて考えた。 <食費も差し引くと…、無理かも…、どうしよう…、そうだ! 親友の可菜さんに相談しよう!> 「かくかく しかじか…」静子は可菜家の居間で今までの経緯を詳しく話した。 (1) 「街角でいきなり話しかけられて、結局、契約したんだろ、契約書にサインするときは営業所か自宅かで詳しく説明を聞いてから契約するもんだ。だから契約は解約できる」 (2) 「でもね、お父さん。喫茶店に誘って契約したのは静子さんの方よ。だからこの場合は解約できないわ。可菜はどう思うの」 (3) 「営業所でなく喫茶店で結んだ契約なんて無理よ。だから解約できる。広昭はまだ子供だから分からないわね」 (4)「知ってるよ。街角で声をかけられて結んだ契約を『キャッチセールス』って言うんだ。学校でならった。だからクーリングオフで解約できる」 猫の額ほどの庭の片隅に小さない池がある。そこの主らしい。 (5)「仲間に入れてケロ」 「カエルがしゃべった !!」 「Blogじゃから、しゃべたっていいだろ~」 「で、カエルさんはどっちなの…?」 人間の社会では一度交わした契約はどんなことがあっても守らないといけないんだろ。契約は契約だからどんな理由があっても一度交わした契約は守らないといかん! よって解約出来ない」 さぁ~ あなたならどうする? 誰が正しい。あるいは(1)から(5)のうち何番が正しいことを言っている。 これ難しいんだよ 誰がどの部分が間違っているのか分かった人には 静岡空港ができた記念に発売されたキーホルダーを上げたいほど。 <もっとも、そんなキールダーあったような 無かったような… いい加減ですみません> では、また明日 お会いします。おやすみなさい。 夢で逢いましょう~♪ これをクリックして頂けると嬉しいです。応援して頂いてるんだとの実感が湧き、明日へのエネルギーになります。生きる喜びをあなたと共に。あなたの頭上に幸福が訪れることを祈ります。 ↑応援ポチッ 御協力ありがとうございます。感謝 !! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.26 22:00:01
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