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カテゴリ:ひとりごと
こういう事をいうと誤解をうけるかも知れないけど
「がん」は 他の病気と比較して一つだけいい事がある。 「がん」に即死はない。 脳梗塞 あるいは 心筋梗塞 などと比較してだけど。 私の知り合いが 玄関を少し出た所で知人との話しを終え 「ではまた…」と身体の向きを変えて玄関に入りかけたところで いきなり〈バタッ!〉と倒れた。 家族がすぐ救急車をよび病院に搬送。 しかし本人の意識は二度と戻らず 数日後 お葬式となった。 「がん」と他の病気と比較した時 明らかに違う点は 「がん」が原因ですぐ亡くなるという事はないということ。これは 本人にとってもすごく重要なことで 〈自分が居なくなったあと 妻(夫)はどうなるんだろう…? 家族の先行きは…〉 「遺言書」を書く時間もあるし、残りの人生計画をたてることもできる。 交通事故で即死したような場合で、残された家族のことを考えれば想像がつく。自分が亡くなった後 こんなふうにしてくれと言い残すだけでも 残された家族の 心の負担が違ってくる。 なぜ こんな事を書くかというと 入院していたとき 同室の人が 「おたくの話しを聞いて 気持ちが軽くなりました」 〈おれは坊さんじゃないぞ~!〉なんて心の中で思っていたもんですから。 それから がん細胞はだれでも 体内にもっているもので 特別なものじゃない。 発病するかしないかの違いです。 これは 先日 私がうけた 血液検査の一種「腫瘍マーカー(癌マーカーともいいます)」の結果値。「腫瘍マーカー」というのは、身体のどこかにがんが潜んでいると異常値を示す血液検査の項目のことです。がんの種類に応じて多くの種類があります。 参考値 結果値 CEA 0―5 1.3 新CA19-9 0-37 6.3 旧CA19-9 0-36.8 健康な人でも「腫瘍マーカー」は反応を示します。結果値が0の人は 絶対とは言えないまでも ほとんどいないはずです。私の主治医も「0は見たことがない」と言っていました。 ただ、「腫瘍マーカー」で早期に発見することができず、進行性がんでも異常値が認められない場合もありますから、過信は禁物です。ベテランの医師は「腫瘍マーカーで分かるのは 半々だな」と言っていました。 「早期発見」「早期治療」 「がん」に関しては とくに大切です。 そして 一番 重要なこと あきらめないこと 私の場合 治るのに3年半かかりました。 ダメだと思ったときが 「終り」のときです。 明日を信じて きょうも生きる。 また 長くなった まぁいいか こんなこと めったに書かないから 今日も一日お疲れ様でした。明日も一日、いい日でありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.05 21:46:52
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