6月30日に乗った2本目のバスについて記す。
柿生駅北口から小田急多摩線の黒川近くまで進み、鶴川街道をひた走り、
調布駅南口まで行く伝統の系統が柿24である。かつては1時間1本ペースで
運行されていたようだが、衰退が進み、調布駅まで行くのは日・祭日のみ、
1往復である。免許維持路線は比較的朝早い便が多く、地元以外だと
なかなか乗りずらいが、この調布駅行きは13:10発なので、いずれ再訪し、
マニア心を満足させようかと思った。
調布駅行きはともかく、現在の主流の稲城駅行きも平日1日13本で多くはない。
日祭日は先述の調布駅行きの他、若葉台駅行き・平尾団地行きも1日1本ずつあり、
免許維持系統が3種類もある。
余談だが、乗り場の停留所の時刻表が、「調布駅南口行き」と案内されているのは、
マニア目線では古き良き時代の継承のように思えてうれしいが、実態とは
かけ離れていると思う。その画像を撮ってくるべきだったと反省している。
柿生駅から北西方向に進む。新興のきれいな住宅地が続き、本数の少なさと
マッチしていないように思えたが、地図を見ると小田急多摩線が近く、
バスの利用は多くないという事なのだろう。ちなみにこの区間は
土曜日に神奈川中央交通が2本免許維持路線を走らせている。
黒川からは鶴川街道を走る。古くからの主要街道だが、近年周辺の道路整備が進み、
交通量は少なくなっていて、裏街道的な地位になっている。
それがまた昔からの路線の雰囲気を味わうことができる要因になっている。
この系統の最大の見所は髭線で入線する駒沢学園である。丘陵地帯の学園で
大きな乗り場を形成していた。
平日の昼過ぎの便であったが、始発から5名、その後の5名の合計10名の乗車に
留まった。
画像は柿生駅北口での乗車のバス。
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