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テーマ:暮らしを楽しむ(388251)
カテゴリ:おきにいり、なこと。
2月某日、
世田谷区某所にある 一軒家のおうちを使った 会員制ラウンジパーティーへ。 一昨年ぶりの参加となった、京都LOHAS おうちプロデューサー Yさん。 京都在住ディレクターKさんの監修のもと 料理家のFさんが腕をふるう。 京都人による 京文化継承のために。 約2時間半に渡って 京都のおばんざいを囲みつつ 骨董品や京都の歴史、文化のおはなし。 食材は京野菜。 その食材にまつわる歴史も聞けて 日本古来の文化を継承させていただくのだ。 <如月の宴> 旧暦では新春を迎える2月。今年の五穀豊穣を祈る「初午祭」がおこなわれます。 初午祭りでは祠のお稲荷さんにお揚げを奉納祈願する風習があります。 京都のおいなりさんを囲み皆さんと一緒に春をまつ時間を楽しみたいと思います。 (京都LOHAS 陽春プログラムより) 淀大根の炊き物 生麩と焼き野菜の田楽 春菜の胡麻和え 粕汁 おいなりさん 京の甘味 「老松」梅の麩焼きおせんべい 途中、箸やすめで ディレクターKさんの買付による 骨董品のご紹介や骨董のおはなし。。 遠い世界の話と思っていた骨董の世界。 「器」というのは 自分たちの文化のルーツ。 ふれるとおもしろい。 戦争や震災、 その他いろいろから残ってきた骨董たちが 時代を超えて手元に残り 語り、使われ、また次世代に渡るのは 実にロマンだとおもいませんか?! 感動です・・・ 骨董品のコレクターの話や 骨董品屋さんの裏はなし。 売る側も、買う側も 目利きでないと成り立たない。 持つ人の全てが 丸裸にされるようなイメージ・・・ 昔から言われていることだけど 「いいものを、たくさん見て、触って感じることが 本物を知るための1番の手段」 かの有名なフォクシーオーナー前田義子さんが ご自身の子供の小さい時から 「本物」を触れさせ本物を知ってもらう。 という記事が頭を過ぎる。 物を大切に扱い 長く丁寧に使うことができる、と。 今回の「おうち」でも同じことが言われていた。 会場となるこの世田谷の「おうち」は 数寄屋建築家が建てた、築32年の家。 ひとつひとつが丁寧でシンプルでモダンな造り。 エールラインのキッチンもまた、シンプルかつ美しく。 以前に住まわれていた方が 大切にお手入れをしつつ 生活していたことが伺える。 しかし。でも。それなのに。 まだまだ現役でいけるこの「おうち」が 今年で取り壊されてしまうという。 なんとも悲しい情報。 ひと、こと、もの、が 毎回引き合わされたように この「おうち」に集まり いろんな縁を結んでゆく。 おもしろい空間。。。。 これはきっと「おうち」自身と この家に出会い、パーティーを開催する プロデューサーYさんが持つ強烈なパワーが働くからに違いない、 と勝手に感じています。 観光ガイドには載らない 京都のくらし、せいかつ。 それは、昔の日本を知ることでもあるんだなぁ。。。 と、しみじみ。 春は、すぐそこまで来ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.11 12:27:07
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