|
カテゴリ:聞いてみた
要望1
大気の放射線量の規制値20ミリは福島だけなので、船橋市は1ミリを基準に考えていただきたいのですが? 答え 『20ミリというのは福島だけで船橋市は1ミリです。年間1ミリシーベルトを守るためには8時間屋外、残りを屋内で過ごすとして0.19μSvです。』 ・・・(゜o゜)拍子抜け~~ ・・・ではHPに「校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安(1時間あたり3.8マイクロシーベルト)、さらには、放射線量低減策を実施する場合の指標(1時間あたり1マイクロシーベルト)を下回りました。 」と書いてあるのはどういう訳ですか? 『1μSvを下回ったから安全とは書いてありません。』 『実は、最初は校庭の線量が1μSvを超えても国が土壌除去の財政負担をするのは福島県だけでした。 しかし他県の要請を受けて、文科省が全国の教育委員会に“校庭の線量が1μSv/hを超えた場合、全国どこでも財政負担をします。”と通達を出したのです。 そのようなわけで、HPは1μSvの基準を書いてあります。そして、1μSvを超えた全国の土壌は東電が引き取ります。』 !!!!!(゜o゜)なんと!そんな話になっていたとは!!!!! 『すでに福島県の土は東電が引き取ることになっています。』 ・・・では船橋市で個人が表土を削り取った場合も東電に返せないでしょうか? 『1μSv/h以下では産業廃棄物のうちに入らないので普通に処理できることになっています。土の中に含まれる放射性物質が心配ではありますが。』 要望2 確実な放射線対策を行うためにも、専門家と市民を含めたアドバイザリーボードを設置してはいかがでしょうか? 答え 『昨日、一昨日決まったばかりですが、環境保全課には専門がいないので、今後は市長直属の“市長公室”を放射線関連全体の窓口にします。今まで○○なら保健体育課各課、○○なら保育課、○○なら保健所、○○なら防災課などなど各課に分かれていたものを、全て管轄する司令塔としての役割を担い、放射線に関する対策を検討し、市民に対してきちんと広報したいと考えています。まだ枠組みしか決まっていませんが、市長公室を頭にしてやっていきます。今後環境保全課は継続的な測定に重点を置きます。』 要望3 畑や庭の表土を削ると放射線量が減るということを、農家の方や市民に周知してはいかがでしょうか?土壌を上下入れ替えると良いという専門家もいます。それが正しいかどうかは私にはわかりませんが。 答え 『市としては、安全寄りに考えるわけは行かず、「どちらかというと、危険だと考えた方が良い」と思っています。その上で色々な専門家に話を伺い、そうかな、と思うのは、「セシウムは土に付着しやすいので染み込みにくい」という性質です。チェルノブイリでも現在までにセシウムは地中30cmほどしか染みていないそうです。それが何十年何百年経つと地下水に到達するという心配がありますが、その時には半減期もありますので、セシウムはかなり減っていることと思われます。現在はせいぜい5cmと、10cmまでは行っていないと思うので、確かに表面を2~3cm削るのが良いかもしれません。 でも、現在はそれをどうするべきかという共通の指針がありません。現在東葛も国に要望をだしているのですが、実は船橋市も7市合同で、文科省に「福島だけでなく、全国的に同列に情報を提供して欲しい」と要望を出しています。そして、現在、市は市、東京都は東京都で単独で動いているのですが、そうではなく、連帯して大きな組織でまとまって要望を出そう、という動きになっています。』 ・・・実は陳情書を出そうかと思っていたのですが、陳情する内容が無くなりました(^_^;) 『それはありがとうございます。以前とは対応がかなり変わっていますし、これからも変わると思いますので、何かあればお尋ねください。』 もう少し要望はありましたが、お迎えの時間が迫ってきたので今回はこれにて終了。 実は陳情書作りメンバーを募集しようと考えていたのですが、陳情内容が無くなってきたわ~。 陳情や署名を考えるより、個人が電話やメールをする方がずっとずっと対応が早いですね~♪ 市民の力強さを感じた1日でした。 ちなみに県にも電話したのですが放射線関連窓口が無く、 全てを質問できる人がいなかったので要望するのをあきらめました。 『メールを頂いているとのことなので、メールでお返事します。』でおしまい(--〆) 船橋市の方がずっと進んでいます。 知事さんへのお手紙を受け付けているようなので、直訴しようかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年06月30日 00時32分59秒
[聞いてみた] カテゴリの最新記事
|