子供のころの事を思い出しました。
今日、近くの幼稚園の前を通りかかったときに、浴衣を着ているかわいい園児たちがたくさんいました。(きっと今日はお祭りなんだろうな。)私は最後に浴衣を着たのはたしか高校の文化祭の時だったと思います。それ以来着ていないのでもう10年以上も着ていないなと思いました。毎年、今年こそは浴衣を着て出かけたいと思いますが、なかなかそんな機会もなくお祭りにも洋服で行っていました。浴衣と言えば小学生のころとても悔しい思いをしたことがありました。(笑)祖母が私と従妹に浴衣を縫ってくれたことがありましたが、デザインの違う物を用意していました。毎年私の家族のほうが先に祖父の家に行くのですが、その年に限って従姉が先に着ていて、「もう、私この浴衣もらったから。」と言って2人で相談することもなく一方的に決められてしまったことがありました。私が着く前にさっさとしまい込んでいたのです。私は母に「どうして勝手に決めるの?いつも私のほうが先に着いているのに、なんで今年はもう来てるの?ずるい~。」と相当駄駄を捏ねた事を今でも覚えています。今だったら「せっかく祖母が縫ってくれたのだから、有難いし大切にしよう」と思うのですが、子供のころはそんなふうに簡単には納得できませんでした。それでもその浴衣を何度も着て、冒頭に書いた高校の文化祭でもその浴衣を着ました。この従姉には他にも色々と嫌な思いをさせられたことがありました。(思い出したついでに書いてしまおう。)同じく祖母がワンピースを用意してくれたときのことですが、当時私のサイズは130で従姉のサイズが140でした。ところが、おばあちゃんが用意してくれたワンピースは150と140でした。すると伯母が「うちはいつも140を着ているから140をもらおうかしら。」と言い出しました。これにはうちの母も納得いかなかったようで「じゃあ、うちの子が150を着るの?大きすぎるじゃない。」と言い、結局従姉が150を着てみたらちょうどよかったようで、「これでもちょうどいいからこっちにする。」と言い私もワンサイズ大きかったですが、140をもらうことができました。世の中に、こんなに自分のことしか考えていなくて、意地悪を言う人がいるでしょうか?自分の伯母がこんなことを言うのは正直恥ずかしいです。また、叔父がオモチャをくれる時に4つあって欲しいものがみんなかち合ってしまったので「ジャンケンで買った人から好きなものをもらおうと」ということになり、私、弟、従姉、従弟の順で勝ちました。ところが順番が決まったとたんに、伯母が「beagle&minipinが一番最初に好きな物を選ぶんだから次はうちの子が選んだっていいでしょっ!!」と急に文句を言ってきました。そもそもジャンケンで決めると言ったのはこの伯母なのに!!他にも色々なことがあり、この伯母も伯父も私はあまり好きではなく、小学生のころまでは従姉と年賀状のやり取りがありましたが、今では生き方も(大袈裟ですが)考え方もあまりにも違いすぎるので、もうずっと会っていませんし疎遠になっています。私の生徒はレッスン来る時に「従姉のおねえちゃんに送ってもらったんだ。」と言う子がいたり、発表会のとき「今日は従姉が見に来てくれているんだよ。」と嬉しそうに話す生徒がいて仲が良くて羨ましいなと思います。浴衣を着ている人を見かけると母が毎年のように「従姉とは浴衣を取り合ったこともあったし、他にも色々あったね。」と言いますので、そのときはよほど駄駄を捏ねて困らせたのかなと思います。今でもこんなふうに覚えている私はかなり執念深いのかもしれません・・・。