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テーマ:猫のいる生活(138992)
カテゴリ:ペット
久しぶりに我が家のペットをアップします。約2年ほど前、近くの公園の雑木林で鳴いていた生後一ヶ月余りの捨て猫?を見つけた。わたしは最初の復職がうまく行かず、うつのリハビリを再スタートしている最中だった。
うつの人は朝方最も状態が悪くなり気分が落ち込み、朝などこなければいいと思うほどである。しかし、朝起きなければうつ状態はよくならないので、主治医の言われる通り早朝散歩を始めたのである。 6月の始め、空はどんよりと曇り梅雨を思わせる空気が重く張り詰めていた。車の往来も少なく、人も疎らな公園の中に子猫の親を探す鳴き声だけが虚しく悲壮感さえ漂わせながら響いていた。 あれから2年が過ぎ、今では堂々たる飼い猫となった「タラコ」♀。この二年間タラコの名前が呼ばれない日はなかった。 彼女の姿が少しでも見当たらないと誰かが必ず「タラは?」と声をかける。いつの間にか我が家に無くてはならない存在となったわけである。 猫の為に人がいるのか、人の為に猫がいるのか。猫に限らず多くの動物がペットとして飼われているが、親身一体となって飼われているペットがどれだけいるだろうか。 我が家にはインコもおり、猫と小鳥の共存については細心の注意を払っていたが、いつの間にかインコの方が先輩風を吹かせており、タラコは目線さえ合わせようとしない。 猫の爪とぎに悩む人も多いと思うが、江戸川区に住んでいた頃は持ち家だったから、まったく気にも留めずすき放題にさせておいた。 しかし今は貸家住まいなのでそうも行かない。引越ししたばかりの頃はタラコもさすがに新居に慣れず、食事も二日ほど口にしなかったが、慣れてくると持ち前の好奇心を発揮し家中を歩き回り、しまいには何処で見つけたか知らないが、屋根裏に入ってしまいその内出口が見つからず、鳴き声だけが、三つの部屋を行ったり来たり。 探す方も何処にいるのやら、天井から声が聞こえるものの、何処から入ったのか解らず大笑いしながら探しまわった。 好奇心が強いわりに一度も外へ出たことがなかく、窓から外を眺める程度。猫は犬と違い喜びを表現する態度がわかりずらいが、実は猫ほど思いやりに溢れた動物はいないのである。 猫は自分が獲物を捕まえると飼い主にそれを見せに来るが、この行為は「食べ物を手に入れたのであなたにも分けてあげますよ」という意味が込められているそうだ。 犬は舌で汗をかくが、猫の場合は肉球だそうである。猫の爪研ぎにも色々な意味が込められているようで動物の不思議はまだまだ数多くありそうである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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