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テーマ:政治について(20230)
カテゴリ:その他
政治家はある意味、暴力団より始末が悪い。 彼ら(極道)は、悪いことは悪いと素直に認め潔く刑に服する。 政治家全員がそうではないにしても、過去の例を見ても分かるように、清廉潔白を強く訴え自分は悪くないの一点張り。 本人の口からは絶対に罪を示唆するような言葉は聞こえず、大方秘書やサポート人たちから崩れて行く。 鳩山政権総崩れに発展するであろう、今回の小沢幹事長土地取引による裏金問題については、民主党VS東京地検の前面戦争へと発展した。 特捜部もただやみくもに捜査を進め、(元秘書)石川議員や他者の逮捕に踏み切った訳ではないだろうし、小沢逮捕への第一歩として城壁から攻めるのは正攻法だと言える。 捜査の手が入る事を事前に察知した小沢幹事長の取り巻きたちは、その証拠隠滅に奔走する。 小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」は故田中角栄「越山会」の発展系であり、ゼネコンとの深い繋がりが指摘されている。 小沢氏は壇上で身の潔白を「法に触れるような事はしていない」とアピールしているが、法に触れさえしなければ何をやってもよいのかという疑問に突き当たる。 疑惑を抱かせた時点で、政治家としての資質を問われるのは当然であり、国民に不信感を植え付けるような行為そのものが罪だとも言えるのではないだろうか。 民間企業であれば、重大なコンプライアンス違反は厳重注意では済まされず、即刻解雇に値する。 政治家のモラル低下が日本全体のモラル低下を招き、益々混乱の渦が拡大するだけだ。 幹事長というポストは謂わば「影の総理」。 鳩山首相が具の無いうす味の味噌汁に思えるのはわたしだけではないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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