悲しい決断
子猫は、病院には連れて行かず、引き取ってもらえる公共施設に連れて行きました。もう私の手には負えないと、判断したからです。病院で徹底的に検査して治療してあげれば、もしかしたら良くなっていたかもしれません。しかし、世話をする私がこのような状態で(猫アレルギー)、このまま飼い主探しをするのも困難だと判断しました。私の湿疹は、体中に広がり、本当に気持ち悪いくらいになりました。また、子供にも伝染し、保育所を休まないといけない状況に・・犬を病院で検査してもらった結果、やはり猫のダニ(かいせん)が原因でした。後で近所の人に聞いた話によると、この野良猫の兄弟が3匹ほどいたそうなのですが、皆どこかしら様子がおかしく、弱っていたそうです。そして私が保護した子猫も、病院で治療してもらったにもかかわらず、目がだんだん閉じてきているような感じでした。前にも話したように、皮膚もボロボロで汚く、誰かにもらってもらえるような感じではなかったのです。良心がとがめましたが、思い切って手放す事にしました。「エサをあげた」というだけで、飼い猫と判断され、引き取りに1400円支払いました。今回の騒動で、安易に動物を拾わないと、固く決意しました。動物と共に暮らす事の大変さも、身にしみて感じました。最初はケンカ(遊び?)ばかりだった犬と猫が、だんだん仲良くなり、いつも寄り添うようにして寝ていた矢先の出来事でした。