第60回秋季東北地区高校野球大会 準決勝
岩手県営野球場での秋の高校野球東北大会・準決勝。第一試合は盛岡大附-東北。盛大先発の鴇田はコントロールに苦しみ、初回は味方のエラーや自身の3四死球、野選などで東北にノーヒットで2点を献上、4回にはストライクとボールがはっきりしてきたところを東北打線につかまり3連打を含む4安打で更に2点を奪われる。鴇田は4回までに117球(8回180球)。東北打線はボール球は見送り、際どい球はことごとくファール、好球必打に徹し、連投で疲れの見える鴇田を自滅に追い込んだ。盛大 000000010=1東北 20020000x=4▼写真は最後の打者鴇田(1)を空振り三振に仕留め、選抜出場に大きく前進、抱き合って喜ぶ東北ナイン第二試合は一関学院-聖光学院。一関・阿部航、聖光・横山の両校控えの投手が先発、両投手とも打たせて取る なかなかていねいなピッチングで、終盤まで両校ゼロ行進がつづく。聖光学院8回裏の攻撃は先頭打者が四球を選び、犠打、内野ゴロで2死3塁となったところで次打者の4球目、一関・阿部航が痛恨のワイルドピッチ。3走がホームを駆け抜け、これが決勝点となった。一関学院 000000000=0聖光学院 00000001x=1これで明日の決勝戦は東北-聖光学院の戦いに。両校とも今日の勝利で来春の選抜出場へ大きく前進。決勝にふさわしい好ゲームを期待したい。