気迫が希薄
2010年のホーム開幕戦は楽天・岩隈、西武・涌井の両エースが先発。楽天は2回、藤井、聖沢の連続タームリーで3点を先制。岩隈は5回まで西武打線を1安打に抑える好投を見せたが、6回先頭の片岡に2塁打を許すとその後2死から4番中村を四球、続くブラウンに痛恨のスリーランHRを浴びる。楽天はその裏フィリップスのソロHRで再びリード。しかし9回、守護神・福盛が4連打されるなど背信、3点を返され、逆転負け。楽天は開幕から勝ち星なしの4連敗。西 000003003=6楽 030001000=4▼不本意な結果となってしまった福盛今日は昨年のクライマックスシリーズ以来のナマ観戦だったが、その時と比べて、気のせいだろうか、選手たちの緊張感というか気迫というか、そのようなものがまったく感じられなかった。試合前の練習に始まって、試合中凡打してベンチに戻ってくる選手など、選手の表情を観察していたが、昨年のペナントレースやCSの時のようなピリピリした気迫が伝わってこなかった。監督が代わって、締め付けられていたタガが緩んだか?この先が非常に心配に感じた。今季から登場した大型ビジョン。公式戦ではどのような使われ方をするのか期待していたが、試合中は選手の詳細データが表示されるようになった。打者は得点圏打率や今日の各打席の結果、投手は防御率や今日ここまでの投球数など、きめ細かな表示は大変ありがたい。テレビ観戦だと普通に画面に表示される情報だが、球場だとこれまではスコアボードに打率・本塁打数の表示があるだけで、投手がこの回まで何球投げたのか、とか、この打者はこの前の打席はどうだったっけ?、といった情報が乏しいと感じていた。スコアをつけながら観戦している私にとっては、自分が記録した「投球数」が間違っていないか随時チェックできて大助かり。