NHKプレミアムドラマ「44歳のチアリーダー!!」
11月にコボスタ宮城で行われたロケにエキストラとして参加してきたドラマが今夜放送になった。球団創設当時、44歳でチアリーダーになって話題となった実在の人物の物語。エキストラとしての撮影は、2005年楽天ファーストシーズンのホーム開幕戦・最終戦と2013年の日本一の瞬間のシーンなどで、主にスタンドで応援するファンの役。撮影当日は早朝まで雨が降り心配したが、集合時間の8時前には青空も広がり、絶好の撮影日和となった。まず午前中の撮影は2005年の最終戦(デーゲーム)のシーンで、夫役の寺島進さんや親友役の森尾由美さんらがグラウンドで踊る主演の堀内敬子さんをスタンドから応援する場面。お昼ごろには、球場外周のL7ゲート近くで堀内さんがファンにサインを求められる場面。そして夕方~夜はナイター照明が全点灯され、2005年ホーム開幕戦の場面と2013年の日本一の瞬間の場面を撮影。優勝の瞬間の撮影では、スタンバイ中、そばにいた夫役の寺島さんから、「あの時も球場にいらっしゃったんですか?どんな感じでしたか?」と聞かれ「熱狂と歓喜と号泣でしたよ。」と答えたのだが、イマイチ実感がわかない表情。実際にその場面の撮影になるとエキストラから自然にあの時と同じ「タナカ!」コールが起こり、アシスタントがマウンドで最後の一球のモーションを真似た瞬間を合図に、ファン同士がハイタッチしたり抱き合ったりしてあの場面を再現。ワンテイクで撮影OKとなる。わずか100人足らずのエキストラでの大声援に堀内さんも寺島さんもびっくりしたようで、最後に寺島さんから「こんなだったんですね、すごかったんですね。」と声をかけられ、「いや、こんなもんじゃないです。360°球場全体がこれの何倍もすごかったです。」と言うとさすがに驚いた様子だった。こちらが驚いたのは堀内さんのチアシーン。レジェンド亜樹ちゃんらエンジェルスの現役メンバーに交じってのダンスは全く遜色なく、完璧な役づくりに、さすがプロの役者さんだなと感服。ドラマだけでのシーンではもったいない、ぜひ来季、満員のスタジアムでエンジェルスの「1日メンバー」としてダンスを披露してほしいと本気で思う。実際の放送を見るまで、自分がどんな風に映っているのかドキドキだったが、違和感なく(笑)場面に溶け込んでいたのでほっとするとともに、ストーリーも家族愛を感じる心温まるドラマになっていて楽しめた。来月には再放送もあるようなので、見逃した方は、ぜひご覧ください。NHKプレミアムドラマ「44歳のチアリーダー!!」※2015年のスタジアムで2005年のシーンを撮影しています。当時はこの看板はなかった、とか、この建物はなかった、というシーンも多少ありますが、そこは「おとなの対応」で。NHKにクレームを入れたり、ネットでチマチマ指摘するのはナンセンスです。(笑)※撮影当日、ロケの模様をツイッターなどのSNSやブログなどWEB上で公開することは禁止、との注意がありましたが、ドラマが放送された事、既にロケの様子や出演者の記者会見、試写会の模様等も報道されている事を鑑み、本日当ブログでも体験記として公開しました。