体感的処理速度ダウンの原因
昨年の8月にWindows10をクリーンインストールし直してからしばらくは調子が良かったマイPC。いつからか何がきっかけか心当たりがないまま、OSの立ち上がりだったり画像加工の処理だったりちょっとした場面で、体感的にPCの動作が当時より鈍くなったのではないかと感じるようになった。気になりだすとどんどん気になるもので、スキルのない中で何とか原因を探ろうと、その間に入った更新プログラムやアプリケーションを削除してみたり、つないだハードを外してみたりして試すこと四苦八苦。拡張スロット6に挿入した拡張ボード(内部USB3.0増設ボード)を取り外すと体感速度が回復することに行き着いた。で、結局原因はPCの「仕様」。上記の現象をメーカーのサポートに照会し調査してもらったところ、通常ならM.2-SSDにインストールしたOSは「Gen3×4」で動作するはずだが、拡張スロット6に拡張ボードを追加搭載した場合、M.2-SSDスロットの動作が「Gen2×2」にスペックダウンしてしまうことが判明。マニュアルには「スロット5(x8)を使用した場合、スロット1(x16)はPCIe-x8で動作します。」とは書いてあるものの、M.2スロットとスロット6との相関関係については何の記載もなく、自分自身まったくの"想定外"。メーカーさん、そういうのはマニュアルに書いといてよ・・・スキルがあればこういうのは訳なく簡単に気付くのだろうが、当方スキル乏しく、このところ休日はいろいろ試してみようと自室にほぼ引きこもり状態。しかし気分的に嫌々やっている感じではないので、これも趣味の内なのか。検証のためとは言え、ハード・ソフトとも散々いじくりまわした今回。まずはグラフィックスボードや増設ボードも含めスペック的に干渉しあわないスロットに挿し直す。一方でOSやソフト類は元通りの設定に戻すのがわけわからん状態にしちゃったので、この際手っ取り早く再度クリーンインストールし直し、ソフト類も入れ直す。クリーンインストールは半年前にやった手順がまだ記憶にあり、OSインストールからソフト類の設定まで約4時間弱で終了。ようやく快適状態に戻った。