ホーム最終戦を終えて・・・
これまで10年以上、楽天観戦の都度更新していた当ブログだったが、8月以降、仕事の事、家族の事、その他諸々の要因で更新が疎かになった。特に8月下旬~9月中旬の10試合について、自身の体調の件で球場での観戦自体もかなわず、復帰観戦となった9月21日には球場スタッフの方々や周囲の常連さん、多くの売り子さんらから「ずっと姿が見えなかったのでどうしたのかと思った」「心配してたよ」等々、各所でご心配のお言葉を戴いた。こんなにも皆さんに気に掛けて戴いていたのかと思うと、ありがたさと申し訳ない気持ちで一杯である。備忘録を兼ねて、顛末を以下に記す。まず、8月2日で観戦記が中断したのは、翌8月3日の試合が延長12回・5時間を超える試合で帰宅が日跨ぎとなり、ブログの更新が億劫(おっくう)になったのがきっかけ。これで日々の更新が面倒になってしまったズボラさから。さらに、前述した体調面でのアクシデントについては詳しく。実は、2週間ほど入院・安静を余儀なくされた。以下に時系列を辿る。・8月17日(土)夜に始まった後頭部の頭痛が悪夢の始まり。最初は普段の片頭痛程度の痛みだったが、次第に痛みが強まり、一睡もできずに一晩が過ぎる。・8月18日(日)早朝5時、ウチの奴が起きるのを待って、大河原町の県立の総合病院の急患受付を受診、「経験したことのない痛み」を訴えるも、特に検査などされるわけでもなく、問診のみで「寝違えたのではないか」との診断。痛み止め(ロキソニン系)を処方され、痛みが引く。・8月19日(月)~8月25(日)、薬が効いている間は痛みが引く、治ったかと思って薬をやめるとまた激痛、をこの間に3度ほど繰り返す。・8月26日(月)、勤め先の医務室で精密検査を勧められる。・8月27日(火)、会社を休んで病院へ。先日の「寝違えでは」との診断から、まずは地元の整形外科医院を受診。レントゲンなどの結果、「整形外科的には異常は認められず」との診断。続いて電車で移動、岩沼市の脳神経外科クリニックを受診。一連の経緯を伝えると、念のためMRI検査をする事に。結果、「重大な所見があるのですぐに大きな病院へ」との事。先生から「ここの会計は後でいい。救急車かタクシー呼んであげるからすぐ行きなさい。」と言われ、大いにビビる。戴いた紹介状を持って岩沼市内の民間の総合病院へ移動、午後も3時を過ぎており脳神経外科はすでに診療時間外だったが、急患ということで対応頂き、改めてMRIの精密検査を受ける。ウチの奴には朝に「頭痛が収まらないので今日ちょっと医者に行ってみる」程度の事しか言っておらず、パートの勤務中は電話も出れないようなので、検査前に最小限のメールを打つ。その後そのメールを見て検査中に病院に来てくれており、検査後一緒に説明を聞く。告げられた病名は「椎骨動脈乖離(ついこつどうみゃくかいり)」。即入院・絶対安静を言いつかる。痛みの原因は血管が裂ける際の痛みとの事で、経験値のない出来事におろおろするばかり。「いったん家に戻り必要な準備をしたい」「会社に仕事の引継ぎに行かせて」と申し出たが問答無用、その場で血圧計やら点滴やら取り付けられ、ストレッチャーで即・入院病棟送り。勤め先にはウチの奴に状況説明に行ってもらう。・8月27日(火)夕方から9月10日(火)まで入院。外科的な処置は何も無く、ひたすら安静にして血管の乖離が自然修復するのを待つ。最初の2日間は痛み止めを服用、その後は痛みも再発せず、血圧管理の投薬のみ。この間何度かMRI検査。9/10の検査で血管の乖離箇所がその痕跡がわからないほど修復しており、退院の許可が出る。ただし1週間程度自宅療養してから職場復帰するよう指導される。・9月17日(火)、職場復帰。以上が私にとって今世紀最大のアクシデントの顛末。その後周囲との「年(とし)相応の病気」「この年齢なら誰しもがなり得る」「乖離物が血管に流れ出て詰まったり血管壁が破れて出血せずに結果的に後遺症もなかったのはよかった」との会話に、今後の「年相応の健康管理」の必要性を強く感じた次第。我が楽天イーグルスは昨日がホーム最終戦。今季の観戦成績は観戦56試合で28勝26敗2引分け。上記の通り、ここ数年続けてきた観戦皆勤賞が途切れてしまった。クライマックス進出は決まったものの、チームに今季前半のような勢いが感じられない今となっては、日本シリーズでここに戻ってくるのは相当厳しいかと。とりあえず常連の顔見知りや売り子のみんなと来季開幕戦での再会を約束。楽天イーグルス、今シーズンもお疲れ様。ありがとう。来季も好ゲームを見せてくれ!※ 2020.01.25 誤変換修正※ 2020.06.07 リンク先リンク切れ更新