瀧中踏ん張る
楽天先発は瀧中、日本ハムは伊藤。楽天が1回に浅村の犠牲フライで先制。さらに2回にはオコエ、山崎剛のタイムリーで3点を追加。日本ハム伊藤は5回11安打4失点で降板。楽天が7回に辰己の適時打で加点し、連敗を2で止めた。2年目の瀧中が通算10勝目となる8勝目。日本ハム伊藤が7敗目。日 000000000=0楽 13000010X=5先発瀧中が3回まで毎回走者を背負い50球を要するも無失点で踏ん張る。打線は1・2回で4点をリードながら、その後は毎回走者を出すものの得点につながらない。瀧中は次第にリズムが良くなり、7回、1死一、三塁とした場面で106球、被安打5、無失点で交代。その後は安樂~酒居~ブセニッツが完封リレー。序盤のリードと投手陣の踏ん張り、押せ押せの雰囲気で終わってみれば楽勝したような印象だが、よくよく振り返れば合計13安打も打ちながら得点は5点とある意味拙攻。今日も要所でバントが決められないなどミスも目立ち、快勝とは言えない展開。シーズンもすでに終盤、4位に迫るソフトバンクが調子を上げており、楽天もしっかりとした試合をして白星を重ねて欲しい。がんばれ!楽天イーグルス!!今日は8回、浅村が日本ハム4番手の鈴木健からデッドボールを受け、珍しく感情を露わにしてマウンド方向に歩み寄る場面があった。浅村は1度は一塁へ歩いたが、代走を送られベンチへ下がる際に再び鈴木健へふた言三言声をかけると、両軍ベンチから選手らが飛び出し、日本ハム・ロドリゲスが激しく浅村へ詰め寄った。石井監督らが止めに入りとりあえず収まったが、審判から警告試合が宣されるなど、あと味の悪い場面となった。シーズンも終盤となり選手にもそれぞれの立場でいろいろな思いがあり、神経質になっている部分もあるかとは思うが、グラウンドでは冷静にプレーで勝負して欲しい。