今季初勝利は延長サヨナラ勝ち
楽天は1点ビハインドで迎えた9回、西川遥輝の犠飛で試合を振り出しに戻す。すると延長11回、二死二塁から田中和基の今季初安打となるタイムリーが飛び出し、劇的サヨナラ勝ちを収めた。投げては6番手で2回無失点4奪三振の好投を見せた松井裕樹が、今シーズン初勝利。先発の岸孝之は6回4安打1失点7奪三振と好投し、チームの勝利に貢献した。一方のロッテは、先発の佐々木朗希が6回4安打3失点10奪三振の好投を披露。打線は山口航輝の代打3ランなどで終盤に逆転するも、リリーフ陣がリードを守り切れなかった。ロ 00100004000=5楽 00200101101x=6(延長11回)初回から球速160km/hを連発するロッテ佐々木に楽天打線は先頭から5者連続三振を喫す。3回、渡辺が四球を選ぶと続く期待の安田がレフト前へ運ぶ初ヒット、西川がライトへのタイムリーで逆転。先発岸は6回を失点1でまとめ、継投へ。3番手の安樂が4失点と乱調も、味方打線がロッテリリーフ陣を崩し9回までに同点とし延長戦へ。11回、田中和がサヨナラタイムリーで、グラウンドもスタンドも大興奮。4時間を超える試合となったが、見どころ多い見ごたえのある試合だった。