劣勢逆転
楽天・藤平、日本ハム・根本が先発。楽天が1回、小深田のソロで先制。日本ハムは3回、清宮の2点三塁打と近藤の犠牲フライで3点を返し逆転、さらに6回にも2点を加え1-5とする。楽天は6回、辰己の犠牲フライで1点を返すと、7回には岡島のソロや島内の2点三塁打などで一挙6点を奪い再逆転、さらに8回にも2点を追加して突き放した。藤平は5回3失点。7回を無失点でしのいだ3番手の石橋が2勝目。楽天は3カードぶりの勝ち越し。日本ハムは2連敗、救援陣が誤算だった。日 003002000=5楽 10000162X=10今日の仙台は日中の最高気温が36.5度の猛暑。試合中盤~終盤の19時台でもまだ31度もあり、吹き出す汗をひたすらぬぐいながらの観戦。先発藤平は今日も四球から失点するパターン。何かオドオド投げている感じで力強さやテンポを感じない。それでも失点して開き直ったのか、その後の4~5回はそれぞれ3人で片づけ後続に後を託す。先日の投球では藤平に対する太田のリードをラジオの解説者が酷評していたが、今夜も別の解説者が同様の酷評。聞いていて納得できる部分も多く、ベテラン炭谷と組ませたらどんなピッチングになるのか見たい気もした。6回は2番手として安樂が登板。安樂も昨年のような絶対的な安定感がなく、代わりっぱなに3連打を浴び2失点、1-5とリードを広げられてしまう。今日はもうこれで終わったなと意気消沈・・・ところが7回先頭の岡島がソロホームラン。「ああ ランナーがいる場面でのホームランだったら」と思っている間に次々と連打が生まれ、この回打者一巡11人で6点を奪う逆転劇。大興奮。さらに8回にも2点を加えダメ押し。投手陣も石橋、ブセニッツ、宋家豪が無安打リレーでつなぐ。猛烈な暑さの中、終盤まで集中力を切らさずに粘り強い戦いを見せてくれた選手たちに拍手。これでパ・リーグは首位の西武から4位楽天までが1・5ゲーム差。ひとつの勝ち・負けで順位が大きく入れ替わる大混戦。8月はまさに正念場。楽天は仙台でロッテとの3連戦からのスタートとなる。チームスローガンの「譲れない」戦いを見せてくれ!がんばれ!楽天イーグルス!!!