機動力でチャンスをつくり連敗ストップ
楽天の先発は藤井、西武はボー。西武が2回に松原のタイムリーで先制。楽天は1点を追う3回、辰己の犠牲ライで同点とする。楽天は7回に村林の内野ゴロの間に勝ち越し、チームの連敗を4で止めた。藤井は7回途中1失点で、2番手の渡辺翔が4勝目をマーク。則本が18セーブ目。西武は相手を上回る9安打を放っても1得点に終わり、連勝がは3でストップ。本田が2敗目。西 010000000=1楽 00100010X=2天気予報では15時過ぎくらいから雨が降り出す予報。14時の試合開始から照明が全点灯、予報どおり5回頃からポツポツきた雨が次第に強くなるも、試合に影響するような降りにはならず。試合は序盤からロースコアの展開。相手の拙攻にも助けられ先発藤井が懸命の踏ん張り。藤井は7回に二死一、三塁のピンチを招いた場面で降板、ベンチに下がる藤井にスタンドからねぎらいの大きな拍手が送られる。2番手を託された渡辺翔がナイスリリーフ、西武4番岸を空振り三振に仕留める見事な火消し。そのウラ楽天は一死から黒川がヒット、代走小深田が二盗を決めると、相手暴投の間に三進。小郷が四球を選び一死一、三塁とすると、一走小郷は単独スチール。同時に打った村林の打球は内野ゴロ併殺コースだったが、スタートした小郷が二塁セーフとなり、この間に三走小深田が勝ち越しのホームを踏む展開。機動力を重ねてチャンスを広げ奪ったこの1点が決勝点となった。終盤で相手にリードを許さず味方のリードを守り切った渡辺翔、酒居、則本の救援陣3人お立ち台。ベテラン岡島が久々のスタメン出場で躍動、2安打、2四死球で4打席すべて出塁。守っても3回二死三塁のピンチでレフト前方へのフライをスライディングキャッチ、大歓声を浴びる。そんなベテランの一途な姿がチームの7回の投攻の好プレーにつながったのだと確信。頼もしい限り。チームの連敗を4で止めた楽天。次週は(火)弘前、(水)盛岡で主催試合。相手はオリックス。週末は敵地福岡で首位ソフトバンクとの試合となる。今日の戦いぶりをきっかけに、交流戦で見せてくれたチーム一丸の勝利が続くことを期待。がんばれ!楽天イーグルス!!