テーマ:食べ歩き(4413)
カテゴリ:エッセーっぽい匂い(一般物)
今度用事があって、代々木に行きます。 それを聞いた母親と あたしの会話。 母「代々木? ・・・・行けるの? 会場まで。」 兎「・・・さあ。 それは行ってみないと分からないじゃん?」 だってねえ、初めて行く場所だし。 母「お母さん、明治神宮なら分かるけど、 他は分からないわ。」 あたしが行くのは、明治神宮でもないし、 第一、明治神宮って どの辺にあるのか分からないから、 それを聞いたところで、 返事のしようがありません。 母「ああ、案内のハガキか、 パンフレットの地図をタクシーの人に 見せればいいのよ。 『ここお願いします』って。 そうするんでしょ? そうなんでしょう?」 いやいや、お母さん。 ジェスチャーまでして説明してくれるのは ありがたいのですが、 多分、あなたの娘は、 大学卒業してから、 もうしばらくたってる年齢なはずです。 日本語混じりの茨城弁が話せるので、 そこまで教えてくれなくても きっと大丈夫ですから。 兎「あー、でもね、駅から近いっぽいよ。」 母「だって!代々木って出口いっぱいあるじゃない!」 そうだよね・・・ 新宿駅東口を目指しつつ、 南口しかたどり着けなかったあたしに 反論の権利はありませんでした。 兎です。 さて、本日の日記。 ドジョウ:コイ目ドジョウ科の淡水魚。 小川や田んぼなどにすみ、冬は泥に潜る。 やながわ鍋やどじょう汁などにして食べる。 食べたことあります? ドジョウ。 我が家は、あたしが幼稚園の時くらいまで、 どじょう汁、いわゆるドジョウの味噌汁が 普通に食卓に並んでました。 今も売ってるのかなあ、ドジョウ。 前はスーパーなんかに、 生きたドジョウが普通に売られてました。 いつの間にか我が家の食卓にも登らなくなって、 その存在をすっかり忘れてましたが、 そのドジョウ食べてきました。 発端はじーじ(ドラゴンボールはピッコロ派)の 「ド、ドジョウ食いに行かない?」 という一言でした。 何をそんなに遠慮してるのかと思ったら、 普通、二十代の男性が誘う場所じゃないだろ、 どじょうって・・・ とのことでしたが、 そうか? 破れたコートで寄生虫博物館見てる女だぞ、 あたしは。 誘われてる方も普通じゃないから、 大丈夫だ。 っていうことで、特に疑問もなく 「いいよ」の即答しましたが、 じーじはドジョウ未経験だそうな。 それなら、絶対食べに行こう、と 浅草のどじょう屋さんにまで 足をのばしてみました。 だけど、我が家で出てたドジョウは 少し泥臭くて、 骨もちょっと口に残る感じだったので、 初めて食べる人はどうだろう・・ と思っていたのですが、 杞憂でした。 さすがプロ。 泥臭さも骨っぽさも一切なし。 柳川鍋と普通のドジョウ鍋を食べましたが、 ドジョウの味はするのに、 泥臭さは全然感じません。 すんごいおいしくいただけました。 もともとドジョウは好きだったんですが、 ああ、ドジョウって本当はこんな味なのね、 と再発見です。 ちなみに、土地柄+食べ物の組み合わせにより、 そのドジョウ屋さんの お客さんの年齢層は、平均50歳くらい。 どう見ても、我々と同じ年代がいません。 「もしかしてさ、 このお店の中で、俺が一番若い?」 そう、あたしより年下のじーじは、 間違いなく、店内で一番の年下でした。 普段が「じーじ」扱いなので、 こんなことで、彼は喜んでおりました・・・ さて、ドジョウの帰り、 握力がどうこう、という 話をしてました。 じーじは、あまり左腕を使わないので、 左腕はあまり力が入らないし、 右手の半分くらいしか 握力がないそう。 「だからさ、兎は俺の右に立つのがいいのよ。」 「なんで?」 「何かあった時にさ、右なら支えられるけど、 左だと無理じゃん。」 「・・・・それはさ、あたしの体重が、 そういう体重だからか?」 「うん。(即答)」 お前が左腕鍛えとけー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.06.02 16:56:07
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