テーマ:天気の話!(1678)
カテゴリ:エッセーっぽい匂い(一般物)
っていうわけで、 終息記念に、ちょっと前のデートの いちゃいちゃ日記をついでに。 夏です。 雷なんです。 嫌いなんです。 このブログ開始2日目に書いたのが、 雷嫌いの話でした。 2004. 09.10 嫌いなんだってば 子供の時から嫌いで、 2年前も嫌いで、 当然今だって嫌いです。 だから、昔から決めてます。 茨城より雷が多い地域には、 嫁にはいかん、と。 茨城は春~夏にかけての 夕立が主ですが、 新潟は冬でも雪が降りながら雷が鳴る、 と聞いたことがあります。 それが本当か嘘か分からないけど、 新潟の人とは結婚できない、 って小学生の時から思ってました。 で、嫌いな人に限って、 雷にあうもんです。 デートとかさ。 組み合わせが悪いのか、 じーじが雨男なのか知らないけど、 我々のデートは、 すんごい確率で雨に遭遇します。 違う! あたしが雨女なんじゃない! この前もタイムリーに雷。 東京ビッグサイトにねー、 ちょっと行ってきたんですよ。 東京ビッグサイトはお台場です。 交通手段はゆりかもめ。 ゆりかもめ。 もう電車の名前がすでに 海の雰囲気満々ですけど、 お台場自体が海に囲まれてますから、 そこを走るゆりかもめは、 すんごい海沿いを走っちゃうわけです。 ゆりかもめに乗ってる最中にねえ、 来たんですよ。 雷。 ゆりかもめってねえ、 新しい車両だから、 窓が大きくとってあって、 それはそれは外の様子が よく見えるのー。 採光抜群! 海沿い走ってるからねえ、 視界を遮るものが何もなくて、 それはそれは遠くまで よく見えるのー。 景色最高! もうね、これでもかってくらい 雷見えまくり。 あたしはすでに、 顔をあげられません。 ボックス席に、 じーじと向かい合わせで 座ってたんですが、 あたし、ずーっと下向いて目つぶってました。 ただ乗ってるだけだって、 雷の音がしてこわいのに、 ボックス席の隣に乗ってた 親子連れ(推定20歳の娘+推定45歳の母)がね、 逐一、実況中継してくれるんですよ。 「うわー、今の見た? 3本縦に稲光が走ったよ。」 「ああー! あっち見てあっち! すごーい! 絶対落ちたって、今の!」 もう分かったってば! 黙って見てて! 黙って! 恐怖と怒りでわなわなし始めたころ、 膝の上で握り締めてた手が、 ふんわか温かくなりました。 ・・・・ん? じーじが手をにぎにぎしてくれてました。 なかなかね、できないと思うわけです。 電車に向かい合わせで座ってて、 しかも同じボックス内に、 隣は親子連れ。 あー、やっぱ優しいんだよねー。 雷は怖かったけど、 じーじが優しくて嬉しかった兎。 とか書くと 「それじゃ、俺がいつもは優しくないみたいだろ!」 って言われそうだと思いつつ。 で、電車降りてまだ雷なってましたが、 とりあえず東京ビッグサイトへ。 いつも通りいちゃいちゃと過ごして、 帰る頃には雷雨も終わって快晴でした。 「よかったなー、雷やんで。」 「うん、怖かった。」 「電車の中で下向いちゃってさー、 指相撲して遊ぼうと思ったのに、 全然かまってくれないしさー。」 じーじのこんなとこが好きです。 たまには素直に言ってみる。 後日談。 「ねね、雷でいつもびびるじゃん? あたし。 雷見ると、あたしのこととか思い出すー?」 「思い出すのは後頭部だな。 あー、でも心配はするかな。」 やっさすぃー。 「兎大丈夫かな、って?」 「うん。 またうつむいてたら、 頭どこかにぶつけてるんじゃないか、って。 前向いてたってぶつけるだろ、いつも。」 脳細胞壊すのが趣味の兎です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.19 20:27:33
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