テーマ:ただいま恋愛中!(445)
カテゴリ:エッセーっぽい匂い(恋愛・外見系物)
えーと、一応ね。 高校生が 「あたしにとって18歳も年下」 なわけじゃなく、 「18歳って、あたしから見たらけっこう年下よね。」 です。 ちょっとでも 年上に見られるのが嫌な女心。 さて、今日こそはいちゃいちゃ日記。 5月頃の話をしてて、 じーじ(猫派。でもあたしは犬。)が、 自分の行動忘れてたんですよ。 「じーじあの時、ボーリング行ったって言ったじゃん?」 「あー、そうだった。」 「で、その後あたしにメール送ってきたでしょ?」 「ああ、そうそう。」 そんな他愛もない会話。 気にしなきゃそれで終わりの会話。 でも、なーんか ちょっとつっかかってみちゃった兎。 「なんで覚えてないの? 嘘ついてた?」 「ついてないってば。」 この頃はまだ普通。 「ほんとは?」 「ほんとに、嘘なんかついてないってば。」 「じゃ、なんで覚えてないの?」 「なんでって言われても困るけど、 別に嘘なんかついてないよ。」 じーじは根気よく あたしに言って聞かせます。 「いつも覚えてるじゃん。 なんで今回だけ覚えてないの?」 「そんな重要なことじゃないからでしょ。」 「違うじゃん、きっと。 本当はその場で適当に考えた 嘘なんでしょ。」 「なんのために、そんな嘘つくんだよ・・・」 あたしは、一度言い始めると 止まらなくなるタイプ。 自分の言葉に自分で興奮してしまう、 セルフドーピング人間。 どんどんエキサイティングしてしまうのです。 しかも、ドーピングが、 妄想を猛プッシュするので、 すごいこと言い出します。 「本当はさ、他のおねーちゃんといたんじゃないの? それがばれると困るから、 その場で適当な嘘ついたんじゃないの? だから覚えてないんだよ。」 「・・・」 じーじから言葉が消えました。 あっ・・・と思った時には すでに遅し。 顔からは笑みが消えていました。 やべっっ・・・ っと思ったものの、 じーじの目線はすでに斜め下。 にこりともせずに無言。 「怒った?怒った?」 ふざけたように、 じーじのほっぺたをつっつく兎。 でも心臓バクバク。 ムッとすることすらほとんどない人なので、 こんなにあからさまに表情変わったの見ると、 あたしは、もう泣きそう。 すっごい泣きそうになりながら、 でも全然平気なふりして、 じーじをからかう兎。 と、じーじが一言。 「叩きたいなら叩けば? いいよ、別に。 どんっっっっっだけ叩かれても、 全然埃でないから。」 「疑ってないよ。 疑ってはいないんだけどね、あたしも。」 いや、さっきと言ってること違うじゃん、あたし。 さっき、すんごい疑いかけてたじゃん? でも、本気で疑って 言ってるわけじゃないんですよね。 っていうか全然疑ってないんですが。 「俺、そんなに器用なわけないでしょ?」 「うん、知ってるー。」 おどけたような口調で言ってるけど、 実はすんごい必死な兎。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.25 19:33:42
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