コーヒーは飲めません

　


「でもさー、この前チャン・ツィイーのＨＰ見て、
　『もう、かわいくない・・・』って言ってなかった？」

「あー、うん。
　かわいくない。」

「田中麗奈も、『かわいくない』って言ってたよね。」

「あー、うん。
　かわいくない。」

「じゃ、あたししかいないじゃん。」

「うん。
　兎しかかわいくないね。」

《《《《♪♪(*´▽｀*)ノ゛


「でもさ、絶対他にもかわいい、って思う人いるじゃん。
　最近の『じーじストライクゾーン』探そうよ。」

「うーん・・・」


「長澤まさみは？」

　　　　　

「あごとがってるの好きじゃない。」


「宮崎あおいは？」

　　　　　

「童顔で範囲外。」


「沢尻エリカは？」

　　　　　

「顔も別にかわいいと思わないし、性格が絶対だめ。」


「新垣結衣は？」

　　　　　

「かわいいんだろうけど、どこかいまいち。」


「誰もだめじゃん！」

「別に、他の人をそういう目で見ないから。」

「だって、前はチャン・ツィイーとか、
　興味の対象がいたじゃん！」

「前は気持ちに隙間があったからだろ。
　今は兎で満足してるから、
　他の女性はそういう対象にならない。」

「え、じゃあ、『かわいいなあ』って思える相手って、
　ほんとーーにあたしだけなの？」

「そうだって、前から言ってるじゃん。」

《《《《♪♪(*´▽｀*)ノ゛


で、話を指輪屋さんのおねーさんに戻して。

「じゃあ、あの胸は？
　胸！
　おっきかったよね！」

「あー、俺、あそこまであると、
　もう、ただのデブにしか見えない。
　太ってんなー・・って終わっちゃう。」

・・・


「ねえ、それってさ・・・
　胸の大きさの基準が、完全にあたしになってるよね・・・」

「そうだな。」

じーじ爆笑。


「いや、この胸で不満がないならいいんだけど、
　あたし、明らかに『小さい』って方に入るから、
　これを基準にしちゃだめだよ・・・」

「いいじゃん。
　俺が満足なんだからさ。」

《《《《♪♪(*´▽｀*)ノ゛


「つまりさー、まとめるとさー、あたしはぜーんぶが
　じーじのストライクに入ってる、ってことになるよー？」

「なるねー。」

《《《《♪♪(*´▽｀*)ノ゛



上機嫌なとこで一旦〆。
２件目書くと長くなるから次回に。