カテゴリ:エッセーっぽい匂い(一般物)
あたしは、差し歯があります。 それも前歯。 ちなみに差し歯って取ったりはずしたり、 自由にできるわけじゃないですからねー。 って、そんなの誰もが知ってることだと思ったら、 「えっ!! 差し歯って自分で抜いたりできるんじゃないの?」 とじーじに驚かれました。 いや、驚くのはこっちだって・・・ 取り外しできたら入れ歯じゃん・・・ なんでもマンガの中のキャラで、そんな人がいたらしく、 「俺、くしゃみとかすると、 すぽっって取れるんだと思ってた・・・」 と言われました。 あたし、前歯抜けるのかい・・・ ちなみに、あたしが差し歯になった理由ですが、 小学生の時鬼ごっこしてたら転んで、 前歯がきれいにぼっきりと、真っ二つになりまして。 よく、 「歯が折れたら、すぐ牛乳につけるといい。」 って聞きませんか? あれってね、根っこからすっぽり抜けた時しか、 意味がないんですって。 あたしが歯折ったのは、小学校の中だったので、 折った直後は当然、真っ先に保健室行きなわけです。 で、保健の先生も 「折れた歯には牛乳」 っていう民間療法的な、うろ覚えの知識しかないわけです。 なもんで、応急処置として、家庭科室にあった料理用の器に、 その日の給食に出た牛乳の残りを注いで、 折れた歯をそこに入れて持たされて、 担任の先生に連れられて、 かかりつけの歯医者さんまで行ったんですが。 「歯はねー、根っこごと取れた時じゃないと、 牛乳の意味はないんだよねー。」 っつー、歯医者さんの無常の一言。 歯入り牛乳を持ってるあたしは一体・・・ 「根っこごと取れたら、牛乳入れてきてくれると、 そのままそっくり入れられる場合もあるんだけど、 割れちゃった歯は、もう戻せないんだよー。」 あたしの場合は本当にまっぷたつで、 半分は折れて床に、残り半分は残ってる、 って状況だったので、牛乳修復は不可。 当時小5でしたから、折れた歯はすでに永久歯。 強制的に差し歯です。 11歳にて差し歯生活スタート。 で、それから10年。 大学くらいの時に、その差し歯にガタがきました。 だから、また歯医者さんに行ったのです。 ただ、最初の歯医者さんとは別のとこ。 これが、2回目の差し歯。 で、それからさらに数年たったわけですが、 青森くる直前に、また差し歯がダメになって、 歯医者さんに行ったわけです。 んで、歯医者さんに、 「これ虫歯の治療で、差し歯になったの?」 と聞かれたので、 「いや、小学5年の時追いかけっこしてたら、 転んで・・・」 って話したら、 「あー、僕、この前同じような子治療したよー。」 と。 「やっぱり小学5年生の、でも男の子だったけど、 前歯がぼっきりいっちゃってたー。」 折れる歳なのかな。 歯医者さんの話によると、 その子は教室で追いかけっこしてたんだそう。 ちなみに、あたしも教室で追いかけっこ・・・ んで、その男の子は、友達と2人で、 机の上から机の上に飛び移って、遊んでたらしいです。 ところがぴょんぴょん飛んでたら、 次に飛ぼうと思った机まで届かなかったらしく、 机の手前に落下。 これが運が悪いことに、落ちた時、がん!!!っと歯が 机に当たっちゃったらしい。 痛い・・・ 想像しただけで痛い・・・ 「3本、ぼっきり折れてたねー。」 なんて話聞きながら、自分の治療続けてたわけです。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.25 11:40:37
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