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カテゴリ:カテゴリ未分類
総合病院に入院していたのですが、
少子化&産科医、看護師不足の影響をすごく感じました。

里帰りした先には、
出産を受け入れてくれる産院が
二つしかありません。
少子化と産科医不足のためです。

当然、出産する人が集中します。
私が入院中、赤ちゃんは25人ぐらいいました。
今月だけで、まださらに80人ぐらい予定している。
と聞きました。

総合病院で
相部屋がほとんどなので、
母子同室は不可能で
授乳時間が決められていました。

授乳時間になると
25人ぐらいのママ達が一同に新生児室に集まるのです。
すごく異様な光景です。
まるで、おっぱい学校?

新生児室のスタッフは
日中2人
夜間は1人
赤ちゃんが25人もいるのに?
新生児室が空っぽ
赤ちゃん達だけが寝ている
なんてこともよくありました。
お産が入るとどうしてもそうなるみたいです。

赤ちゃん達は、「ベビーセンス」という
呼吸が止まるとアラームがなる機械を1人ずつ付けられていたけど、
スタッフがいなけりゃ意味ないじゃん!!

私は、経産婦だから
オムツ替えや授乳の仕方は分かるし、
まあ、スタッフがいなくても
授乳時間を難なく過ごせるのですが、
初産の人はかわいそうでした。

スタッフが忙しそうなものだから
不安なこと、聞きたいことも聞けないし。
だから、経産婦である私達がアドバイスもしたけど。
でも、自分の赤ちゃんのお世話をしなくちゃいけないから、
他の人のおっぱいのくわえさせ方なんて
見てあげられるわけないし。

そして、スタッフも忙しいものだから、
口調がきつくなるみたいです。
私も、新生児室で赤ちゃんのげっぷをさせていたら、
「早く出て行って!」
みたいなこと言われました。
出口で、
「ごめんなさい、緊急帝王切開が入るし・・」
と、フォローは受けましたが。

正直、気分のいいものではありません。
自分の赤ちゃんのお世話も心ゆくまでさせてもらえないのです。
定時授乳だから、
すやすや眠っているわが子を
無理やり起こして、
無理やり授乳しなくてはいけないのです。
経産婦はみんな嫌がっていました。
初産の人は、分からないから
退院の時に、
「3時間ごとに起こしておっぱい飲ませればいいんですよね。」
って聞いてるし。
スタッフは、
「いいえ、家に帰ったら、赤ちゃんが泣いたときにあげればいいんですよ。」
って・・・
経産婦であるスタッフの方たちも
定時授乳しかさせてあげられないことに
矛盾を感じているんじゃないかな。

帝王切開の入院は通常産後10日目。
でも、私は、家族の都合で9日目に退院することにしました。
「午後に退院したい」って言ったら
「後がつかえてるから午前中にして欲しい」って。
10日間は、私のために病室はあてがわれていたはずでは?
と、ちょっとムカッ。
でも、確かに病室はいっぱいだし、
病人って訳じゃないから
午前中で退院しましたけど。
午後からならパパのお迎えがあったのに・・

個人病院では、
手の空いてるスタッフがみんな出てきて、
記念写真もとって
幸せな退院だったのに。

今回は、
「ありがとうございました。」
ってナースセンターに声かけたら
たった一人だけいた看護師さんに
「はーい」
って椅子に座ったまま
言われておしまい。
忙しいのは分かるけどさあ。

スタッフも先生も
本当にとってもいい方たちだったのです。
親身になって話も聞いてくれるし。
なのに、環境が整っていないばかりに
後味の悪いものになってしまいました。


これが初産だったら・・・
と思うと少子化は止まらないと感じました。

核家族化が進んでいる今日、
退院したら、必ずしもアドバイスをくれる人が身近にいるとは限りません。
こんな不安な入院生活を送ったのでは、
退院後がさらに不安なのでは?
当然、こんなに追い立てられる病院では
次の出産も思いとどまってしまうでしょう。

出産は女性にとって
人生の最大イベント。
贅沢だと言う人もいると思うけど、
もっと、気持ちよく過ごせるようにしてもいいのでは?

少子化対策といろいろ言われているけど、
産科医&看護師を増やすこと、お産の施設を充実させることも
大切な少子化対策だと
強く思った入院生活でした。





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Last updated  2006.09.28 13:57:16
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