カテゴリ:日常
コメント力とは現代人にとって必須の能力であると、著者の斉藤氏はいう。 テレビをみていても、普段の生活でも会話の流れの中で、絶妙なタイミングで、笑わせたり、納得させたりする人がいる。これをコメント力というのだろう。 この本は、今日の仕事帰りの電車で読んだのだが、自分が身につけられたらいいなぁとおもう事が随所にちりばめられてあった。忘れるともったいないので、列挙しておく。 ・優れた「コメント力」がある人というのは、一つ一つのコメントが面白いということもあるが、それ以上に、他人との関係の中でその人らしいコメントができる人である。 ・優れたコメントの基本は的外れでないこと。その的の見つけ方は、それをやっている人がどこにエネルギーを注いだかに注目すればいい。 ・意味があるコメントとは、「お得感のあるもの」お得感を持たせるには、具体的な引用をするのがコツ。 ・話の最中からコメントを考えておく。 ・立ち位置を優先する。 ・相手の行為を逆手にとる ・相手の言葉を引用する ・「なまじ」を使う肯定技 ・自分の立場をわかって返す ・たくさんの知識の中からこれはあれに似ていると指摘するのはコメントのひとつの方法 ・コメントをするルール →足りないものについては言及しない。自分はそれができたのかという観点でコメントすると謙虚になれて、しかもそのものならではの性質が見えてきやすい。 [覚えておくと便利なコメントに使える慣用句] ・冥利につきる ・感極まる、感に堪えない ・骨身にしみる ・肝に銘じる ・断腸の思い ・貫禄がある、威厳がある そして、まとめ。 (1)そのものをつくった人の立場からコメントし、力を注いだ部分に注目 (2)自分を客観的にみて立ち位置を意識 した上で、オリジナリティを意識しコメントすると良い。 なかなか難しいけど、コメント力が高まれば、仕事も生活も楽しくなるだろうから頑張って身につけていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 8, 2004 01:43:20 AM
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