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February 19, 2013
カテゴリ：自発の助動詞～る、らる
（※おことわり 犬好きな方には辛い話でも読める方だけにしか お勧め致しません。 怒りや哀しみに襲われると思われます。 私自身、公開目前で読み返して 鼻と目と胸に異状が起きました…） 私が４０歳になろうとしている頃、 父がガンを患って手術後の経過が悪く 父も母も心身共に弱りきりました。 昼間の仕事の方が 参っている両親を支え易いのでは、 と私は転職しました。 春の終わりに休日出勤した時に 上司が連れて来た小型犬が 大勢の人に興奮したのか 足元に飛び掛かったり デスクの上に乗って来たので 必死に避けてしまった時 「あれ？私は犬派なのに いつから犬が嫌いになったの？？？」 と不思議に思い犬を飼っていた頃迄の 記憶を辿ってみると 子供の時の悲しい記憶が甦って来ました。 首輪 ハーネスブランド ASHU  小型犬用 ハーネス/ASHU ウェアハーネス/子犬 老犬にもやさしい服型 簡単装着で楽しくお散歩【小型犬】ウェアハーネス＆リードセット Mサイズ 【RCP】02P19Feb13 私の小学校１、２年の時 中学生だった兄が忙しくなって 飼い犬コビー（雑種）の面倒を 見られなくなってしまい 新しい飼い主を見付ける事も出来なかったらしく 犬を棄てる事になったのです。 「私が面倒見るから棄てないで！」 と懇願しても 「おまえには無理だ。」 と当然の如く却下されました。 犬の面倒を見られる者が居なかったのです。 父は全国を出張して歩いていましたし 母は犬猫の胴体が触れない人です。 （管狸人さんによると シティハンターの海坊主タイプだそうです。 偶にいるんですよね。） 日曜日なら役所が休みで 保健所に連れて行かれないだろうと 日曜日の朝にコビーは江戸川の土手の柵に繋がれました。 夕方、父と兄が見に行くと コビーは首輪の鎖と共に居なくなっていたそうです。 まだコビーがいたら連れて帰る筈でした。 その時以降、 私は犬を可愛いがる事が出来なくなりました。 近所の犬を見ると 撫でたくて堪らなくなるのですが （犬を棄てた家の子に犬を可愛いがる資格は無い！） と思い犬に手を出せません。 このジレンマをなんとかしたくて 犬を嫌いになる方法を考えたのですが 犬を嫌いになれる方法等 簡単に考え付く筈も有りません。 やっと思い付いた方法は （犬に舐められると舌がザラザラしてちょっとイヤだ。 →犬に舐められるのはイヤだ。 →だから犬はイヤだ。） と言うムリヤリな三段論法で 犬を嫌いだと自分自身に思い込ませる事です。 そうやって私の犬への愛情は 何年も掛けて犬はイヤだと言う感情に すり替えられて行ったのです。 コビーが居なくなってからも 犬小屋はずっと有ったのですが いつしか私はコビーの姿も 思い出せなくなりました。 サハラガラスパーク  【メール便不可】アウトドアシリーズ犬小屋 当時の出来事として記憶に有るのは 父の関西出張に母と私が付いて行った時に 両親不在の中、 兄が盲腸炎で入院してしまい 一騒動になった事です。 その出来事で決定的に面倒が見られないと 判断したのかも知れません。 今盛んにメディアでも取り沙汰されている 体罰や言葉の暴力程の出来事で無くても 子供の心にいとも簡単に トラウマを植え付けてしまう事は 私が３０数年に渡って 飼い犬を棄てた事への罪悪感を持ち続け 犬への愛情が屈折してしまった事で 明らかだと思います。  ２月の買い物マラソンで ペットのジャンル、と言うペットのいない人には 制覇の難しい買い物ジャンルが有りました。 暑い時期にはもっとワンと言うペットショップで ミネラルウォーターを購入していましたが 今、ミネラルウォーターは扱いが無い様子で ジャンル制覇は厳しそうでした。 それでも、食品や雑貨も販売しているから とペットショップを覗いたら お洒落な雑貨の有る Chienと言うペットショップを見付けて ポストカードと以前から欲しかった STUDIO M’の陶器のボウルを購入しました！ イタリアの新聞紙を使った お洒落なラッピングに添えられた 店主の愛犬の画像と愛犬の近況に 私の悲しいトラウマが 呼び起こされました。 のりじゃんさんの記事もここの所 愛犬レンジャー（シェルティ）のお話が続き おらくだちゃんもおととい 大切な愛犬を亡くして落胆する友人の お話を書いていました。 私の手にはコビーの体を触った時の 温かい感触も既に残ってはいませんが 夕日に染まった江戸川の土手の景色は ５０年近く経った今でも コビーとの別れの記憶を呼び起こさせるのです。 Chien  迷子札】Chien人気商品★オリジナル、チョーカータイプの迷子札／メール便・定形外発送可能！HomeChoker BlockCheck 1cm幅チョーカー（バックルタイプ）単品（メール便可）（迷子用・名前と電話番号入ります）） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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